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【わかりやすいマニュアルの作り方】第218回 省エネスクリーン

今回は、セミナーの話からもさらにちょっと脱線して、スダレのように掛けるアルミスクリーンの話をします。雑談のように聞こえますが、実はとてもエネルギー消費を抑えるには役に立つ商品でした。
あまり凄いと思ったので、技術的な興味から書くことにしました。

アルミスクリーン写真
アルミスクリーン写真

とても残念ではあるのですが、この商品メーカーはこの製品に関してウェブサイトを持っていません。
ワタナベ工業株式会社 http://www.watanabe-ind.co.jp/

省エネ・アルミスクリーン「ル・ソレイユ」

●実験の結果

サイトがないのはしかたないとして。
この製品は、太陽が当たらないようにするためのスクリーンです。使い方としては、スダレと同じと思えば良いでしょう。

別に実験をしようと思ったわけではないのですが、洋室と和室でこのスクリーンと、普通の竹製のスダレをそれぞれの部屋の前に掛けてみることになりました。正直なところ、暑いから日差しをカットしようと思ったのです。

竹のスダレのほうがあきらかに格好いい。いいなぁと思います。
しかし…涼しいのは圧倒的にアルミスクリーンでした。

見たところを確かに竹のスダレでも日差しのカットされているように見える。しかし実際に涼しいのはアルミのスクリーンで、竹のスダレはほとんど日差しを遮っていないのか、さして涼しくなっていないのです。
これには冗談でなく、驚きました。

アルミスクリーンの方は明らかに涼しい。竹のスダレは見た目だけ。
このタイプのスクリーンはエアコンの使用率を下げる役に立つ。省エネ製品としておすすめです。

●欠点もある…って

ちなみにこの製品を買ったお店の店主いわく、「この製品には一つ欠点がある。」何かと思って興味を持って聞いてみたら、なんと。「この製品竹スダレと違って、ちっとも壊れない。したがって買い換え需要が全く発生しないんだよね。」
うーん。ユーザーとしてはそれは欠点じゃないような気がするなぁ。

あと、製品キャッチが「紫外線87%カット」。
事実だろうけど、カットしてほしいのは「熱」、したがって「赤外線」だろうというツッコミもいれたくなりました。

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