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魔物と怪獣

先日から怪獣映画を見ているわけですが、そこで日本文化特有の面白い事に気がつきました。
何かというと怪獣は「悪の存在」ではないということです。
魔物は「悪」ですが、怪獣は違います。善悪はありません。
怪獣は、何かと言うと、神様のなさること、すなわち天災です。
大雨、洪水、疫病、台風や地震、火山などといった、天変地異、どれもこれも大変な災害ですが、災害には善悪はありません。
怪獣も同様です。災害、すなわち神様のなさることなんだなあと感じています。
まぁ、日本の神様にはスサノオノミコト様とか、八幡様、、天神様、出雲の大神といった、荒ぶる神様もいらっしゃいますし、仏教の守護神である仁王様も。
もちろん、日本特撮にも、「大魔神」という方も、いらっしゃいましたね。

それに対して、「宇宙人」は最後の一文字を見ればわかるように所詮は「人」です。だから悪い奴もいて当たり前です。
最近、こんなことをつれづれと考えていました。
おまけ、ということは、カプセル怪獣のミクラス、ウィンダム、アギラととか、人と友好的な怪獣ピグモンなんかは、神社の狛犬、にあたるのかなどと勝手に納得したりしています。

え、ちょっと格好良い?

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