さて、第17回です。
前回は、仕様がわかりにくいときこそエンジニアさんへの取材が大切ということを書きました。
ですが。
往々にして、そういう場合に限ってエンジニアさんは捕まらない場合が多いのです。
そうした場合に「えいや」で始めてしまうと、大概トラブルが起こります。
条件によって表示されたり表示されなかったりするアイコンやコマンドなど、見落としてしまうことがあります。
そうすると単純な手戻りだけでなく「じゃあ全体をもういちど見直そうか」とかいったことも発生しがちです。
ではどうするか。
チェックシートを使う
ここで、以前(第10回、第12回)に書いた仕様書を確認するための「チェックシート」がでてくるのです。
仕様書には普通「目的」と「使用する状況」が書かれています。
ここから、チェックシートを作っていきます。
さて、その「チェックシート」の内容ですが、別に難しいことはありません。
5W1Hと言う言葉は聞いたことがあると思いますが、要は仕様書をそれに当てはめてリライトしてやれば良いのです。
続きます。