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【わかりやすいマニュアルの作り方】第4回  何のマニュアルを作るのですか?

ここまでは、最初にマニュアルを依頼されたとき「だれが・どこで使うか」を最初に訪ねるということを書いてきました。
それでは、その次の取材内容は何でしょうか。
ここまで読んでいらっしゃった方はすでにお気づきとは思いますが、普通ならば最初にされそうな質問「何のマニュアルを作るのですか?」です。
つまり、対象となる製品についての取材です。
種明かしをすると、取材にお伺いする前にはあらかじめ電話などで事前に概要の打ち合わせを行います。この時点で製品自体はわかりますから、質問内容は「何のマニュアルを作るのですか?」とは微妙に異なるのです。
電話打ち合わせの後、その対象のジャンルの製品や、使われる場所、特徴などをウェブや資料を読み込んで調べておくことは前提です、
どんなに時間がなくても、最低限、依頼された製品のシリーズ製品など、関連製品についての基礎知識だけは持っていないとお話になりません。
これは、業務マニュアルについても同じことで、全く知らない業界の業務マニュアルを依頼されても、わからないことだらけで、迷うことの方が多かったりすると、打ち合わせにならないからです。事前の準備は大変に重要です。
もっとも細かい部分になると、「そんなことどうやって調べたらいいのだろう」といって考え込んでしまう場合も多々ありますが。
さて、いよいよマニュアルの対象となるもの(あるいはこと)についての取材を開始します。
事前調査の話が予想以上に長くなってしまったので、製品の取材についての話は次回に続きます、

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