【わかりやすいマニュアルの作り方】第137回 翻訳だけでは取扱説明書は無理です
今回は翻訳と取扱説明書の関係の話です。
翻訳しただけでは取扱説明書になりません。
文化も、制度も法律も違います。
今回は翻訳と取扱説明書の関係の話です。
翻訳しただけでは取扱説明書になりません。
文化も、制度も法律も違います。
今回は納品の話です。
説屋の仕事は書くことは三分の一くらいです。
より大きいのは、事前の取材と実物に対する調査と試験です。
取材については別の回に譲るとして、対象となる商品の試験について書きます。
■読んでもらわないと始まらない
今回からしばらくは取扱説明書の見掛け-ビジュアル-の話をしようと思います。
■最初は文字組の話から
筆者はライターなので、まずは自分の得意なテキスト作成の見栄えについてから入ることにしましょう。
今回は過激なタイトルを付けてみました。しかし、自分で調べた範囲ではこうとしか言いようがありませんでしたので、その通りに書くしかありません。
一番の問題点は、「取扱説明書の作り方の本がわかりにくい」という、共通の点でした。
■「わかりやすさ」には何が必要?
紙の取扱説明書はダサい?
オンラインマニュアルについて
商品の良さと取扱説明書の関係について。
良い商品とは何でしょうか?
取扱説明書が必要のない商品と取扱説明書を重視している商品の違いは?
「良いマニュアルはクレーマー対策に有効?」という話をしようと思います。
まず、良い取扱説明書があれば、そもそもの問題発生の可能性(確率)が下がります。
そして、さらにクレームをつけられた場合にも「取扱説明書(または注意書き)のここにはっきり書いてあります」と言えれば、クレームに対応ができます。
今回は、注意書きの書き方について説明します。
先頭から何ページもわたって延々と注意書きが書かれていて、結果として読みもしないで、その部分を丸ごと飛ばすようなマニュアルが…残念ながらしばしばあります。 これは…実は役に立ちません。
ではどうしましょうか…