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【取説屋の説明】 自動運転車ができると世の中どう変わる?

今の自動車に自動運転機能を追加するのは最初の段階で、その後にいろいろ社会的に変わっていくだろう予想がものすごく面白い。
3つあげておく。
最後に「自動運転バスの事故」報道への愚痴。

都市部における自動運転車の個人的な利用は一人乗りに

1つ目は都市部における自動運転車の個人的な利用は一人乗りになるだろうという予想。なぜなら運転手はいないから。複数の人間が移動する時はカルガモのようにミニカーが一列に並んで走る。もちろん複数乗車が必要な場合もあるだろうが比較的多くない。どちらかというと業務用がメインとなるだろう。
ただ、これは都市部だけの話。地方では条件が異なるので、乗合バスや複数乗車も選ばれるだろう。

物流の大幅な変更

2つ目は物流の大幅な変更。
夜中に無人の自動配送が当たり前になる。店舗への自動配送だけでなく個人宅へも宅配ボックスへの自動配送が普通に行われると予想。昭和時代の新聞や牛乳を取りに行く感覚で「自宅の宅配ボックスを朝に見に行く」になりそう。大規模マンション内ではさらに自室前まで「はこんできたニャン」とロボが運んでくれるかもしれない。

都市構造の変化

3つ目は言うまでもなく交通不便地域の解消から。
都内にも都立中央図書館のように極めて不便な場所があるが、コストも安く楽に行けるようになる。もちろん地方のバス便廃止といった点は説明するまでもないだろう。
この結果何が起きるか。自動車交通を前提とした都市設計の構造が変わる。
分かりやすいのは地方にある大規模商業施設(つまりイオン)。大規模駐車場を大幅に縮小できる。夜間の物流用駐車場だけ確保しておき、昼間は自動運転車の発着場と小規模な駐車場とするだけで済む。

これらは15年スパンの先の話だと思う。でも今の時代にこういう妙な予想を立てて楽しんでいる人間がいるというのは残しておきたい。

自動運転バスの事故報道

自動運転バスの事故についても調べてみた結果。
国内の自動運転バスの事故は「手動運転モード」ばかりだった。
調べた範囲内では、自動運転が暴走しての事故は一件も見ていない。外国のものはいろいろあるが、割愛。
これはおかしいと思って調べてみると面白いことがわかる。自動運転バスの「手動運転モード」はゲームコントローラーのような操作での運転だった。設計した人は熟練したオペレーターがやるから大丈夫だろうと思っていたらしい。実際には、普通の運転手だった。

ゲームコントローラーでバスを運転するのは至難の技だ。
ハンドルやブレーキの感覚もない。スティックやボタンをどの程度操作すれば良いかは「ABABAAB」という操作が身につくのと同じ時間が掛かるはずなのに、最大速度(20km/h)まで出せたという。
むしろ、速度は最大5km/hで「ピッピッピ ただいま移動中です。ご注意ください。ピッピッピ」と鳴った方が良いものだったらしい。
でも、これが自動運転車の事故として、報道されてしまっている。
ちょっと悲しい。

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