カラまれた。今回はカラスではありません。
駅近くの踏切を出てすぐ交差点を出た直後、僕の電動アシストを後ろから追い越してきた原付三輪が、斜め前方を塞ぐようにして停止した。
「なにやってんだ、あぶねーだろ」と黒メガネが文句を付けてきた。
「なにしてくれるの
」と聞くが、まっとうな答えをしてくれない。
交差点は踏切の直後で人、自転車、自動車で大混雑の場所。そんなところでは徐行しかないのに、追い越しで中央側に寄っていた、俺のドライブレコーダーにある、警察呼ぼうかなどと言う。スマホで警察に掛けるフリもする。
「あ、いま交通トラブルで困ってるんっすよ」
…警察に連絡するときは氏名を名乗り、問題の発生場所と状況を説明するもの。これで僕は彼が警察に通報していないことがわかった。
だいたい原付三輪にドライブレコーダーはないし、また、交通違反で私人が逮捕する権限もないくらいは知っている。警察とは4年間白バイ訓練センターでお世話になっている。
原付はエンジン掛けっぱなしでハザードなし、僕の右側にいて交通の邪魔なので言う。
「交通の邪魔なので左端に寄って停車してくださーい」
聞かないので3回繰り返す。
「正しく左端に寄って停止してくださーい」
黒メガネが色々グダグダ言う。ドライブレコーダーつけてそんなことしてるのか?
「警察遅いっすね、練●警察署の番号ならわかりますからかけ直しますか?」
僕が言うと「いろいろあんだろ」とか言う。
「あそこはいろいろ(落とし物の届出など)お世話になったから、(道順)くわしいんっすよ」
そこで初めて僕がニコニコしているのがおかしいと気がついたらしい。
「おまえ、柔道家か?」
「俺が何やっているかなんて関係ないだろ。警察に掛け直しましょう」
「ちっ、うぜぇ。ガキかよ、てめぇ」と発車して行ってしまった。ウインカー出してないぞ。
うむ。若く見られたものだ![]()