【わかりやすいマニュアルの作り方】第１回　最初の取材

これからマニュアルの作り方について、ブログに書いて行くことにします。
このサイトの検索でも「マニュアルの作り方」でいらっしゃる方がたくさんいます。
しかし、マニュアルの作り方について教えているところほとんどないのが現状です。
そこで「テクニカルライターが、どうやってマニュアルを作るのか」について、ブログで順に公開していこうと思います。
第一回のテーマは「マニュアルを作り始める時は何をするか」です。
目次や構成案を作る?　仕様書を調べる?　似たような機械を操作してみる?　旧版のマニュアルを探す?
これらは確かにやるべきことではありますが、どれも不正解です。
答えは「マニュアルを作りたいとおっしゃるお客様に、インタビュー（取材）に行く」です。
もちろん、取材に行く前にはあらかじめマニュアルの対象となるものが一体どのようなものか、基礎知識を仕込んでおく必要はあります。そうしないとお客様と話もできないからです。
ではお客様に取材して、最初に何を聞くでしょうか。
実はマニュアル作りにおける最も重要なポイントはこの点にあります。
「そのマニュアルは、だれが、どういう場所で使うものでしょうか?」
以下、次回に続きます。