先日しばらく入院していたが、入院中はずっと点滴を受けていたこともあり、立つこともあまりできず、ましてや動き回るなんてことはできなかった。
そこで、どうしようかなと思ったところで思い出したのが、寝たままでできる水術の練習をすることにした。
そうして、今思い出すと、とても面白いというか、恐ろしいことを習っていたのだなと分かったので、ちょっと書いてみようと思います。
これは、秘密でも何でも無い、基本の基本だと言われていた指導内容です。
◆「背浮」では臍を見ろ
背浮き(背泳の形で浮く)ときに「浮身」をかけながら「臍を見ろと」言われていました。
◆深呼吸の方法
水術では水に入るからしっかり呼吸をしなければならないが、その中の深呼吸の方法であった。
一般に「深呼吸」と言えばラジオ体操などでもやるが、自分はその「深呼吸」のやり方を習った記憶がない
しかし水術の先生からは深呼吸のやり方を教えていただいていた。
説明としては簡単、「息を思いっきり肺にある空気を最後まで吐き切れ。吸うのは自動的にできる。」ということだった。
これは実際今でもずっと使えている。
◆水に対する基本の動き
水に対する基本の動きも習っていました。
先生に厳しく言われたのは、手は「水を掻くな」「水を斬れ」、足は「キックじゃないぞ」「水を踏め」ということであった。
習った当時には、まず「斬る」ということがわからなかったし、「浮き身をかけて踏足で立ち泳ぎをしする」ということだが、まるで理解できていなかった。
それを先生は「地上の二足歩行と一緒だ」とおっしゃっていたのです。
とりあえず、ベッドの上で思い出していた水術の技術を書いてみました。
本当にできるようになっているのだろうか…