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ふっ甘ぇな、兄ちゃん

小竹向原の四番出口は半分までがエスカレーターである。

僕は改札階まで妻の荷物持ちに出かけていった。

妻と並んでエスカレーターに乗る。と、無理やり割り込んで2~3段先でガンガンと足音を立てて立ち止まった兄ちゃんがきた。追い越しても上の階まで歩いて上がったりしない。

僕は「この兄ちゃん、イキりきたいんだなぁ、ふ~ん」と思った。

エスカレーターは半分で終わる。
兄ちゃんは歩いて階段を上がり始めた。

僕は、その兄ちゃんの横をすり抜けて「ふんふんふ~んのあ~らよっと♪」と鼻歌を歌いながら階段の上まで駆け上った。

ふっ、こっちはこれでも一夏草むしりをした体力だぜ(と、イキってます)。

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