配信で見た武者物の能楽。指扇に「これは刀の動きだな」と思って妻に確認すると「正しい」とのこと。
そこで「あれ?」と思った。
はじめは納まっている扇が下から大きく弧を描いて出ている。
「これは現在見る居合、抜刀とは軌道が違わないか? そういえば…」とタイトルの通り武者絵を思い出した。
鎌倉時代の武者は刃が下向きに太刀を佩いている。
自分で調べるのは大変なので、能楽成立あたりの時代と舞台背景(源平合戦)とあわせてAIに聞いてみる。「それはありえません」くらいは教えてくれるだろう、と。
結果。たぶん合っている模様。
太刀を佩いた状態から、抜いて切り上げると下から大きく円弧を描く。物語の背景や作られた時代からすると指扇の型もそれに倣ったものであろう、と。
こういうことを考えても何かの役に立つわけでは無いが、楽しい。