板橋区の交流会、北区の交流会と続いて顔を出してきました。
直接商売に結びつくというわけでもありませんが、何度か顔を合わせたことのある方もいらっしゃったりと、年を重ねるにつれ、少しずつ面白くなっていきます。
■作るだけでは…
さて、いままで交流を広めてきたなかで、メーカーさんの知り合いも増えたのですが、それとは別にバイヤーさん(通信販売の人もいれば、実店舗の人もいらっしゃいます)との知り合いも増えてきました。
バイヤーの人たちが異口同音に口にするのは「アイテム数が多い」「特長がないとわからない」ということです。
当然ですね。メーカーの人が売りたいのと同じくらい、パイヤーの人は良い商品がほしいのですから。
もちろん、作った商品が見ただけでわかる特別な特徴を備えているなら、商品それ自体に語らせれば大丈夫です。
「強い商品力のある商品を作る」これができるなら、ベストです。
でも、ほとんどの場合は、そうはなっていないのが現実ではないでしょうか。
そうすると、出てくるのが「差別化」ということです。
でも、単純に商品をつくるだけでは、さきほど書いたように「商品に語らせる」ことは難しいのが実情なのです。
「この製品のトップの平滑度は1ミクロン以下である」
これはすごいことだと思います。とくに、それが木製の大きなテーブルであった場合には。
でも、それを商品だけに語らせた場合は、1ミクロンでも0.1mmでも…正直、たぶんわかりません。
■最初に商品を見るのはバイヤーさん
見出しの通りです。
最初に、貴社の商品を見るのはバイヤーさんです。
もしも、最初に商品を見てもらうときにラッキーにもあなたの会社の営業さんがいれば、その商品のすばらしさをそこで説明できるかも知れません。
でも、そんなラッキーは毎回は続きません。
ラッキーでないとしたら、これを読んでいるあなたは日本有数の大会社で営業員が星の数ほどもいるのでしょう。
つまり、商品はそれでも「自分で語らなければならない」のです。
でも、商品自体は性能や使いやすさ、製品の良さを語ることはできません。
商品が語ることができるのは、以下の3つだけです。
- 商品それ自体
- 取扱説明書
- パッケージ
だから、弊社は提案します。
■取扱説明書に商品のことを語らせましょう。
取扱説明書には、宣伝文句を書く必要はありません。それこそテーブルトップの平滑度を正直に書けばよいのです。
バイヤーさんはプロフェッショナルです。アマチュアの消費者とはちがうのです。
プロフェッショナルなら、アピールポイントをきちっと見せていれば、理解してもらえます。
誇張もなく、正直に「この製品はひんなに良い」と、「正しい使い方を説明する」ことで、バイヤーさんにはアピールできます。
ということで、取扱説明書を改善してみようと思いませんか?
ちょっとでもそんな気持ちになったら、マニュアル(取扱説明書)制作の専門家 取説屋:石井ライティング事務所 までどうぞ!