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【わかりやすいマニュアルの作り方】第80回 テクニカルライティングの価格 その06

前回は体調不良で、更新ができなくて申し訳ありませんでした。
ということで今回はまとめに入ります。

最後は人件費…下げられません

さて。
最近、翻訳の方とDTPの方、それぞれとお話しする機会がありました。
どちらの方も、私たちテクニカルライターと同じように、「ネット時代になってから「値段のたたきあいとなって、単価が大幅に下がった」という話になりました。
単純な値段競争をしたら、私たち専門家は素人の人に負けてしまいます。
だからどうやって、専門性をアピールして仕事を取るかといった話になりました。
このシリーズの第2回で書いた「納期厳守」
第3回以降の「品質」
・技術的バックグラウンドと法律や安全に関する知識
・部品としてのテキストの質の良さ
・テキストの再利用性
それぞれ得意なジャンルは、微妙に違っていますが、全員こういったものをもっているプロの人たちです。
しかし、それでも単純な価格差…3割の差が付くならば、私たちにはどうしようもありません…には勝てない場合があります。
でも、私たちはプロです。
このやり方で売っていくしかないのです。
とすると、中間業者(制作会社)をパスして直接取引するか、あるいはマニュアルが普及していないが絶対に必要な業種を探していくことでマーケットを広げていくしかないと考えています。
コストに関する話は、今回で終了です。
次回はちょっと方向を変えてみようかと思います。

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