急に寒くなってきました。
今年はUSBあったか手袋でも導入しようかと迷うほど手先が寒くなることがあります。
さて。
今回はテクニカルライターに必要な「技術」について書こうと思います。
繰り返しになりますが最も必要な「能力」はコミュニケーション力です。
取材する技術も当然必要です。また、仕様書を読む技術も必要です。
それとライティングの技術。このあたりまでは誰でも想像がつくと思います。
ですから、ここまではマクラです。ここから先が本命ですが、多分誰も教えてくれません。
■テクニカルライターとしてやっていくために必要な技術
まず、基礎知識として必要なのは印刷業務に関する知識、および電子文書(PDFやHTML)に関する知識が必要です。
これらの知識がないと、どのような原稿を書けばよいかがわかりません。
また次の作業行うことがどういう手順で作業を行うかを知っていないと、次の人にとって作業のしやすい原稿が書けません。
僕は自分でDTP作業をしながら原稿を書く方法は推奨しません。できれば分業したいと考えています。
しかし、DTP工程で何をするとかぐらいは知っていないと、作業を早くすることはできません。
さてもう1つ。
テクニカルライターには図解をする能力または技術が必要です。
「あると良い」ではありません。「必要」だと考えています。
別にきれいな絵がかける必要はありません。
しかし、「ここを見せたい」「こう説明したい」といったことを後の工程であるDTPの人に伝えるだけの説明図を作るのは必要だと思っています。
自分の場合は、「漫研」で昔とった杵柄の技術を使って、ささっと説明図を描いてしまいますが、こういった練習をしておいてよかったなぁと思うことは1度や2度ではありません。
続きます。