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【わかりやすいマニュアルの作り方】 第49回 マニュアル(取扱説明書)作成・制作の効率化 その02

関東で梅雨明け宣言が出ました。
私は、移動のかなりの部分にバイクを利用していますので、お天気が良くなると嬉しいのです。もちろん、洗濯物もよく乾きますし。
さて、マクラはこのくらいにして。

■マニュアル担当者の選任と業務の担当者のコミニュケーション

予告通り、「マニュアル担当者の選任と業務の担当者のコミニュケーション」です。

やってはいけないこと

さて、まずは。
いちばんやってしいけない例を書きます。

  • 手が空いてそうな新人エンジニアに書かせる。
  • 手が空いてそうな営業・総務セクションの人(多くの場合女性です)に書かせる。

絶対ダメです。

うまく行くわけがありません。

多大なコスト(この場合は人件費)がかかるわりに、ろくなものができません。
もちろん、世の中には例外があり、突然担当者が知らなかったような才能を発揮してうまくいく場合も考えられますが、レアケースです。

どうしてうまくいかないのでしょうか。

わざとそう書いたのですが、「手が空いてそうな」人にやらせるという発想が間違っています。
新人エンジニアでしたら、マニュアルよりもきちんとした概要仕様書から、機能仕様、テスト仕様がきっちり作れるようになるのが先です。
これができるようになっていれば、マニュアルもその応用できちんとできます。もっとも、その頃には優秀なエンジニアとなっていて、手が空いていると言うことは滅多にないでしょうが。

営業・総務セクションの人でも、きちんと文書管理と制作が出来れば…以下同文。

◆片手間ではできません!

あたりまえですが、マニュアル制作は片手間仕事ではできないということです。
完全にその人をマニュアル制作担当のみにするのは無理な場合もあるでしょうが、業務がある場合は、本業の1つとしてしっかりと開発またはその業務のスケジュールに組み入れないと、社内マニュアルは行き詰まるのです。

続きます。

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