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【わかりやすいマニュアルの作り方】第11回 なぜ「書き方」ではなく「作り方」なのか?

第11回です。

10回という区切りを超えたことですし、今回は今までの主題から離れて、このブログについて大切なことを書こうと思います。

●なぜこのブログは「作り方」で「書き方」ではないのか?●

実はこれ、Googleで「取扱説明書」を検索していたところ、「関連検索」に「取扱説明書 書き方」とあり、初めて気が付いたことです。
このブログは「取扱説明書の作り方」で「書き方」ではありません。
この違いはたんなる言葉の違いではありません。
「書き方」であれば取扱説明書の「文章」や「構成」の書き方についてとなります。しかし、本ブログの「作り方」は、もっと広い意味、製品をいじくってみたり、エンジニアにインタビューをしたり、予算や作業工程を計画したり実行することまで含んでいます。あるいは、もっと広く「取扱説明書とは何か」とか、制作のポリシーや制作者の魂のことだって書くかもしれません。
本ブログで伝えたいのは「マニュアルというものづくり」についての事柄です。
内容的に「書き方」についても含むかもしれませんが、あくまでもそれは全体の一部です。
「書き方」の技術について知りたいと思ってこのブログにいらっしゃった方には申し訳ありませんが、このブログではあまり得ることはないかもしれません。

ですが。
ほかの何であれ「ものづくり」に携わっていらっしゃる方なら「取説屋」というのも「マニュアル」のものづくりなんだ、とわかっていただけるように書き続けていこうと思います。

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