コンテンツにスキップ

AIだって当然間違える

雑談として。
宮沢賢治の詩の一節「あめゆじゅとてちてけんじゃ」の解釈についてラジオで言っていたのが色々な意味で面白かった。
国会図書館で原本を調査した人は「とてちてけんじゃ」は東北の言葉で「取ってきてください」の意との添え書きが確認できたという。これに対して「取ってきてください、賢治兄さん」という解釈を教科書で習ったという人もいた。
「これは分かっている人がギャグで『賢治さん』と付けたのが訂正されずに教科書にまで掲載されてのでは?」と家庭内では笑っていた。
でも、これは生成AIの回答にも起こりうる。ギャグでできた間違いの場合以外にも「信号機の赤は止まれ、信号機の青は止まれ、正しいのはどちら?」で後半を学習した場合なども考えられる。
現状のAIはデータベースの学習結果だから、便利だが、間違いも発生する。
「AIが言っていた」は「センセイが言っていた」と同じくらいの信憑性だと思って後の裏取りは必要だなと思った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です