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【わかりやすいマニュアルの作り方】 第40回 基本操作について その02

先週はゴールデンウイークでお休みさせていただきました。
その間にホームページも全面更新したり、ちょっとにぎやかになったかと思っています。
ありがたいことに、ページを見に行ってそのまま帰ってしまう、というお客様が少し減られたようです。
さて。
本論にもどります。

●ハードウェアの基本操作

続きです。
普通の場合、ここに各部の名称といった引き出し線付きの説明図が入るのですが、今回は申し訳ないですが省略させてもらいます。(テキストの数倍の手間がかかってしまうためです。すみません)
まずは各部の名称をあげてみます。
読む前に、どのような内容があるか、まずは考えてみてください。

  • FMロッドアンテナ
  • キャリングハンドル
  • ボリュームつまみ
  • FM/AMセレクタ
  • TUNINGつまみ
  • 周波数ディスプレイ
  • スピーカー

裏側に回って

  • 電池ケース

といったところです。
どうでしょうか。意外と操作部の名称は思いついても、かえって前面にでかでかとあるスピーカーや、キャリングハンドルといったものは見落としている場合がないでしょうか。製品マニュアルの場合、こういったものを書き漏らすと、よくない結果につながります。
どういうことかというと、こんなことです。

サポートにこんな電話がかかってきました。
「あ、あのラジオの上に着いている棒みたいなヤツ、あれが折れて…」
この結果、サポートはアンテナを折ったと思って、交換部品を送ったら、実は折れていたのはキャリングハンドルであった…

まぁ、たしかにこの程度のものですとあまりまぎらわしくありませんが、できるかぎり全部書くというのはきちんとした理由があるのです。

続きます。

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