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【わかりやすいマニュアルの作り方】第185回 見出しとテーマの同時操作

先週はとても忙しい週でした。週のほぼ毎日が外出する必要があり、そのうちの1日は都内の事務所から関西に日帰りになりました。
いかに自由にプログを制作できると言っても、いくらなんでも、ちょっと限度を超しています。ということで、先週はお休みさせて頂きました。

まぁ、忙しいこと自体は良いことです。仕事ができるのはうれしいことだと思っています。

■テーマを操作する→見出しを操作する

さて、今回は取扱説明書の見出しについての話です。

以前に何回か説明しましたが、見出しにはレベルを付けて提供します。そうすることで、原稿を書いている人が、自分の書いている内容について把握できるようになるからです。

ちなみに、Microsoft Wordなどを使っている場合は、他の状態よりももっと、見出しにはレベルを付けて提供することを推奨します。そうすると、Microsoft Wordを使って原稿を書く場合ですと、たとえば「見出しマップ」や「自動生成の目次」といった機能が使用できるからです。

たとえばPDFなどの電子形式に出力した場合でも、目次などを自動生成で作成すると、それぞれのジャンプ先に飛べるリンクが自動で生成されます。
しかも、リンク先は自動で生成されるため、リンクミスなどの問題が発生しないのです。

つまり、取扱説明書のテーマを操作するということは、直接見出しを操作すると言うことと言っても問題ないと言えるでしょう。

■よりはっきりと見出しを操作する

こうして、はっきりと提供される見出しは、より安全に「見出しとして」保管する必要があります。

だからこそ、この取扱説明書の見出しは、自分の書いている内容についてしっかり把握できるようにして作られなければなりません。それが必要な機能だからです。

取扱説明書をその機能に従って、しっかりとした見出しとして提供する。これが取扱説明書を機能としてわかりやすくする最初だと思います。こういったところから、取扱説明書はよりわかりやすくなる、とするのであれば、しっかりとした、わかりやすいやり方で最初から作る必要があると思います。

マニュアル(取扱説明書)制作の専門家 取説屋:石井ライティング事務所

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