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誰が取扱説明書を作るのか?

前回、「下請けだから製品はつくっても取扱説明書はつくらない」というお話をしました。いざ、念願の自社商品はつくったのはいいが、取扱説明書を作成する業者を探さなければならなくなった、とお問合せをいただくことがあります。元請けは社内で作成、もしくは依頼先が専属契約の制作会社等であれば、そこに依頼するのは難しいでしょうから。
印刷業者に相談される方は多いようです。特に商品パッケージを作成されるところに「パッケージだけでなく取扱説明書も作ってもらえないか」と言われた、ということを聞きます。それに対してはウチでつくった、というところもありましたし、専門外だから断った、というところもありました。お断りされるのはもったいないですよね。その折はぜひ弊社へお声がけください。
もっとも、「取扱説明書の制作会社」ということ自体思いつかなかった、自分で書いた、もしくは書くものだと思っていた、という意見が大半です。企業経営のコンサルタントですら「そういう専門職があるとは知らなかった」と言われます。どなたが書かれるのですか?と尋ねると大概「え?(・・しばし沈黙)」と返されます。パッケージデザインや広告については対応されているのですから、「取扱説明書制作」というのはまだまだ「名もなき家事」ならぬ「名もなき業務」とみなされているのでしょう。いや、実は名前はあるのです。「取扱説明書制作」という名前が。

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