自分は仕事の名前の通り、取扱説明書の文書(主にテキスト)を作っています。
ところが、これが「広報」の文書や「広告/宣伝」の文書は書き方が異なため、自分には制作できません。
なぜ書き方が異なるか、理由は明らかです。
ターゲット/読者の目的が取扱説明書とは異なるからです。
取扱説明書を使うときというのは、以下のような場合が想定されます。
ちょっとボリュームがあります。申し訳ない。
◆「取説」を使う時は?
http://torisetuya.com/index.html
これを見ると、同じ商品を扱っていても、「広報」の文書や「広告/宣伝」とは
異なっていることがおわかりいただけると思います。
「広報」は、その商品やサービスの告知です。知ってもらうための文書です。
「広告/宣伝」は、その商品が欲しくなるように読んだ人を誘導するための文書です。
目的が異なるので、当然手法は異なります。
ドキュメンテーション、文書作成の技術は、
自分の知る限り、日本では「広告/宣伝」の
コピーライティングくらいしか、まとまった
ものはありません。
説明文の書き方を教えているところは寡聞にして
知りません。
説明のためには、最初に用語の定義を示す必要があり、
その定義の範囲内で説明すると言った基本すら教室で
習った人はありません。
これは、はなはだもったいないと感じています。
もうすこしまとまったら続きを書きたいと思います。