タブレットを購入して使っているが、なによりも電池の持ちが悪いという不満があった。
それが、ふと「節電モード」ってあったなと思い出した。
確認してみると、自分の使用している端末の出荷時の「節電モード」は初期設定ではオフになっていて、変更していなかった。
メーカーとしては常にフルパワーで動かしてほしかったのだろう。
アンドロイド端末では設定画面を開くのも難しく、設定方法を調べるのは大変だった。
しかし、設定すると確かに使用時間は延びる。
設定内容は、夜の1時から朝の5時までの間は3分以上タブレットを操作しないと、自動的にスリープモードに入り、バックライト消灯。
スリープモードからの回復は電源ボタンを押すというだけの操作なので、ほとんどのユーザーの使用には支障が無いと思われ、電源の持ちが良くなるというメリットの方が使用時間が短いというデメリットを上回っていると感じられるので設定した方が良いと感じたが、出荷時の初期設定では「節電モード」はオフになっていたのです。
そして、「節電モード」を設定するのは正直なところ「面倒じゃの」と言うくらい。
製品の仕様としては、電池の持ちの表記は「節電モード」を設定しているものにすると思われます。
これは、技術的には間違いではありません。
しかし、ユーザー(購入者)は節電モードを設定するのが「面倒」と感じると、設定せずに、その状態で「なんだよ、この端末、すぐ電池上がりやがるなぁ、ぶつぶつ」と文句を言います。
これは、文句を言われるメーカーのエンジニアも、ユーザー(購入者)もどちらも不幸です。こういう間のギャップを発生させないように取説やヘルプで繋いでいきたい。それが取説屋の希望だったりします。
と、格好良いことを書いてみました。