取扱説明書には二面性があります。
・操作説明書:「この製品はこうやって使う」という説明です。
・安全のための説明書:「この製品はこう使わなければいけません」といった安全のための注意・禁止事項の説明です。
取説屋としてはたいへん心苦しいのですが、このような製品安全上の部分は対応した取扱説明書であっても、読まれずにいる可能性が高いと認めざるを得ません。これは困ったことです。
それと同時に、操作説明に関して「使い方がわからなくなったときに取扱説明書が見つからない」といった事への対策に色々な事を試してみています。
この方法はいまのところ業務上の秘密ですが(笑)。
・取扱説明書がなくならなければ、ユーザーサポートへの電話も減り人件費も下がる
・イメージが悪くなるのに予防効果がある
こういうことも伝えたいなぁと思っています。