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取扱説明書での業界用語使用

説明書と業界用語
取説を制作するときにはまりがちな業界用語を使用して読んでもわからない取扱説明書を作ってしまうという罠について書きます。
今回、家庭内でもめた冷凍チャーハンをフライパンで温めるときに焦がしてしまったというトラブルですが、袋には「中火で温める」と書いてあったのに、自分が中火の火加減に対して強すぎる火で加熱したのが原因でした。
しかし、問題はそこから。実は自分は中火の定義を知らなかったのです。
キッチンにいる人で説明を書いた人は「そんなの業界用語としては常識だろう、なんで知らないの?知っていて当たり前だし、いまはネットだっていくらでも調べられる」ということから、説明をしなかったのでしょう、でもし自分は業界人ではないので常識ももっていなければ、用語もわかりません、それで失敗しました。
取説を読むユーザーは対象の製品に関しては全員素人です。素人相手には業界用語使用は厳禁だなと自戒もこめて。
なお、調べた範囲では、「中火とは鍋底にガスの火が当たるか当たらないかくらい」とのこと、これくらいの火加減でと一行あったら失敗しないですんだだろうなと思いました。

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