近はタブレットアプリのアラートを使っている。
「昼の薬」「洗濯物しまう」「炊飯器スイッチ確認する」といったメモに時間をセットする。アラームが鳴ってタブレットを見るとやることを教えてくれる。
要するにタイマー付きメモである。さらに複数のアラートをセットできる。
自分はメモを書いても、書いたことを忘れてしまう。
だから「今日ゴミを出す」というメモは貼っておいてもそのままにすることがある。
でも、アラートなら「いまやらなきゃ」となんべんか思い出させてくれるので、タスクを実行できる。
へぇ、置時計のアラームは何をするのか教えてくれないからうるさいだけだったりしてイマイチ役に立たないのが「こんなちょっとしたことで全然ちがうんだなぁ」と視点を変えることを大切だなと感じています。
それとともに、このアラートという名称が一般に意味が知られていないので、効果的に使えていないなと思った。
自分は「取説屋」と自称しているが、これであればほとんどの初めて会った人でも何をやっているのかがイメージされやすい。しかし、それまでの「テクニカルライター」だと説明して一呼吸置かないと「なにをやってらっしゃるんですか」とか「へぇー」とか言われてしまう。
「取説屋」という名前が自分の最大の発明かもしれないとは思っているが(笑)。
取扱説明書制作業務には「各部の名称」という商品説明側と使用者の間の共通言語を作る部分がある。これをネーミングと呼称しているが、わかりやすい取扱説明書を作るためには結構重要です。
現に、スマホやタブレットのアラートといってもどんな機能かすぐに思い浮かべられないのではないだろうか。
それを「タイマーお知らせ付きメモ」と書いたらどうだろう、使えるのではないか?
この機能やパーツに対するネーミングをするのも取説屋の仕事です。
自分はここをウェブ会議でできるようになるといいなぁと考えています。