独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)に
おうかがいして話をしていただいてきました。
内容としては、取説屋として
「製品安全の一般論として取扱説明書がどのような位置づけ
であるのかという点について」
をうかがって参りました。
いやぁ、興味深かったです。
まず、取扱説明書というのがnite、ひいては経済産業省
そして国がどう考えているかという話から。
「取扱説明書は『すべての製品』についていることが必要で
例外規定はない」というのが法的な基本的立場です。
消費者安全法からの安全4法と製造物責任法では、こうなっている。
と教えて頂きました。
そうすると、「実際にはすべての製品に取扱説明書が付いている
ようには思えない」という実感と離れていることから疑問を
感じます。
まずは「製品」の定義がPRODUCTSなので、すべての商品では
ないというところから理解しないといけないのですが……。
不動産や、未加工の一次産品、そしてソフトウェア(これは
実体がないため)は「製品」ではないので取扱説明書は必ずしも
必要でないとか…。
今回、書いていくとボリュームが大きすぎるので、今回はこれ
くらいで終わりますが、次回の予告を。
「非常識な使用について」
(「合理的な予見可能な誤使用」と対比して)
「情報弱者」など、使用者の立場から考えると
「誰でも使えなければならない」という点では紙が最強
こんなところ、からでしょうか。
今回はこのあたりで。
[…] 【わかりやすいマニュアルの作り方】第224回 独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)訪問 […]