【わかりやすいマニュアルの作り方】 第102回安全システムとしての取扱説明書制作(続き)
事故の発生の前に 悪いマニュアルの見えないコストと、専門家に頼んだ場合のコストを考える。
PL裁判が発生しても、PL保険が支払われない?
事故の発生の前に 悪いマニュアルの見えないコストと、専門家に頼んだ場合のコストを考える。
PL裁判が発生しても、PL保険が支払われない?
正しい使い方を説明しなければ、正しい使い方は伝わりません。
安全に関する注意をデジタル機器の画面に表示されるだけでは、使う人は見るかどうかわかりません。
ポケットに携帯を入れたままコタツに入って低温火傷を負ったということで賠償すべしという高裁の判決が出たというニュースがありました。
ここまで製造物責任としてカバーしきれるものか、マニュアルのカバー範囲としても考えてしまいます。
この件が判例となると、メーカーはかなりたいへんかもしれません。
PL関連から、取扱説明書や製品の包装など表記のガイドラインとかやっているJTDNAの総会に出席してきました。
テクニカルライター養成のスクールはありません。
現在「テクニカルライターです」と自己紹介すると、けげんな顔をされたり「そんな仕事あったんだぁ」と言われます。
現在おかれている状況はこんなものです。
未開の荒野と言っても言い過ぎではないかもしれません。
今回はまとめに入ります。
最後は人件費…下げられません
品質とは何かの続き、その2です。
テキストの再利用について考えます。
品質とは何かの続きです。
部品としてのテキストの質の良さについて
取扱説明書の原稿の品質とは
技術的バックグラウンドと法律や安全に関する知識について
価格の妥当性は、品質や納期と見合うかどうかによります。
今回は納期について書きます。