コンテンツにスキップ

【わかりやすいマニュアルの作り方】第81回 テクニカルライターになるには その01

今回はちょっと消費者庁関連の話をするつもりだったのですが、ちょっと予定を変更して軽い話を。
…実は体調を崩してしまったので。
さて、今回は「テクニカルライターになるにはどうしたらよいか」について書いてみます。

どうやってなるか、と言われても

最初におことわりしますが、テクニカルライター養成のスクールはありません。
正確には、初心者向けのスクールはありません。ある程度の経験者向けとかはありますが…。
資格も役に立つものはありません。これも、認定試験がありますが、どっちかというと「社内で資格取らないと主任になれないぞ」という意味合いが強いです。
現在、テクニカルライターの置かれている状態は、30~40年前のデザイナーさんの立場と似たり寄ったりだと考えてください。
当時は「デザインなんて社内でやるもの」でした。よっぽどのことがなければデザイナーに依頼するなんて考えがありませんでした。
それを先達の皆様が市場を切り開き、状況を変えてきたのです。
現在「テクニカルライターです」と自己紹介すると、けげんな顔をされたり「そんな仕事あったんだぁ」と言われます。
現在おかれている状況はこんなものです。
未開の荒野と言っても言い過ぎではないかもしれません。

開拓者になるなら…

それでもテクニカルライターになりたいということでしたら、どうにかして業界にもぐりこんでください。
この業界で仕事を始めるには大きく分けて、3つの方法があります。
  • 1つめはマニュアル制作会社に入ること
  • 2つめはメーカーのマニュアル制作セクションに入ること
  • 3つめはフリーライターとしてテクニカルに的を絞っていくこと。
3つめについては、僕が語れるような内容でもありませんので、割愛します。
長くなったので、次回の更新に続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です