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【わかりやすいマニュアルの作り方】第74回 テクニカルライターとは その12

なんだか、今週は随分暖かくなってきました。
10度どころではなく、15度を越えるのでポカポカです。

今回は少しまとめに入ろうと思います。

■テクニカルライターとは-再考-

テクニカルライターは、境界領域の技術者です。

そのため、マニュアルで説明を加えるよりも、「本体のここにシールで説明を張った方が良い」とか、「このパーツの部分の色を変えればいいんじゃないか」とか考えたりします。

しかし。

こういった意見は、小さい企業で社長に直接話ができる場合以外はまず取り入れられることはありません。

というか正しく言えば、その意見が開発者までまず届きません。

できれば社内で気が付くのが1番なのですが、ベストばかりを求めても得られるとは限りません。何とかして、私たちのユーザーインターフェイスに関する知識や経験を生かしたいと考えています。

もちろんそれが商売につながると良いということもありますが、エンジニアとデザイナーで製品をデザインするときに、インターフェースの専門家としての意見をを述べる機会があればなあ、思うことがよくあります。

今週で、テクニカルライターについては終了しようと思います。
途中から、熱くなってどんどん話題がそれて行ったのが理由です。
ちょっとまとまらなくなってきてしまいました。

さて。
来週からは、「取扱説明書のコスト」で行こうかと考えています。

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