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【わかりやすいマニュアルの作り方】 第43回 基本操作について(Software) その05

今回は長めなのであまり横道にそれずに、すぐ本題に入ります。

画面の名前の定義

前回はそれぞれの画面に名前を定義しました。

  • 「プロパティ」画面「レイアウト」タブ
  • 「プロパティ」画面「用紙/品質」タブ
  • 「詳細オプション」画面

こういった画面の名称はマニュアルの初出時に定義して、同一のマニュアル中では決して名称を変更しないことが必要です。

たとえば「プロパティ」画面の「レイアウト」タブという名称を「レイアウト」タブと略すのは同じ節の中で一度定義されているなら許されますが、「レイアウト」画面などと書くことは間違いです。

ハードウェアのところでも書きましたが、マニュアルはメーカーとお客様の間をつなぐものです。ここで定義が曖昧だと、お客様がサポートに問い合わせたときに混乱する元となります。

画面にある項目を、Windowsのシステムに従った書き方で列挙してみます。

画面内の項目について

「プロパティ」画面「レイアウト」タブ

MFP-XC7000 プロパティ レイアウトタブ
MFP-XC7000 プロパティ レイアウトタブ

この画面には以下の項目があります。
・「印刷の向き」欄

「縦」「横」「横向きに回転」の「ラジオボタン」があります。

・「ページの順序」欄

「順」「逆」の「ラジオボタン」があります。

・シートごとのページ

ページ数を選ぶ「スピンボックス」があります。

・プレビュー

印刷の向きのプレビューが表示されます。

・「詳細設定」ボタン

・「OK」ボタン、「キャンセル」ボタン

・「用紙/品質」タブ

・「?」「×」ボタン

たったこれだけの画面なのに、説明にすると意外と多いと思いませんか?
次回は「ラジオボタン」「スピンボックス」「ボタン」の記述について書きます。

続きます。

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