師走です。
いろいろとせわしない季節になってきました。そろそろ年賀状の支度もしなければなりませんし、年末の買い出しなど年越しの準備も必要です。
■お客様にまで伝えていますか?
今回は前回に引き続いて、取扱説明書の営業的な扱いについて書きます。
前回は、メーカーさんが商品を出す際に「商品に語らせる方法としての取扱説明書」について書きました。これは、メーカーさんから、バイヤーさんへの説明についてでした。
さて、商品を売るには、メーカーさんから販売店さんに売っただけは完結しません。
当然ですね。商品がお客様の手に届いて、初めてその商品は「売れた」と言えるわけです。
商品が、自分自身をお客様にどう伝えるか。
ここでは、インターネットの通信販売を考えてみます。
■取扱説明書をWebに公開しませんか?
一般的にインターネットの通信販売においては、販売業者の人が商品説明のページを作って販売します。
もちろん、、営業的な資料などを渡していますので、それらを元にして制作しているのが一般的ですが、厳しい言い方をするとそれは「販売会社任せになっている」ことにほかならないわけです。
ではどうするかということが、今回の提案の内容です。
「取扱説明書をWebに公開しませんか」
もちろん、自社の製品のページで公開するのです。
そうするとどうなるか。
インターネットの販売会社は一般的に「メーカーページへ」「メーカーの商品紹介ページへ」といったリンクを作るのが普通です。
メーカーさんのサイトには詳細なスペックが記載された商品ページを作っておくのが理想ですが、必ずしもそうできない場合もあります。
そうした場合、取扱説明書のPDFファイルを公開していれば、少なくとも「メーカーサイトに情報がなにもないな…」といった事態が避けられます。
もちろん、きちんとした商品ページを作ってある場合でも、よりきちんとした説明が見られる取扱説明書が見られることはユーザーに信頼感を与えます。
そして、お客様は意外なポイントを気にしている場合があります。
そして、往々にして知りたい内容はカタログやパンフレットにはなく、取扱説明書の中だけにあったりするものです。
お客様の購入の決断の最後の背中を押せるかも知れません。
もちろん、できれば弊社としては、その取扱説明書の制作をご依頼いただけるとありがたいのですが…
最後に。
取扱説明書を制作しながら商品ページを同時に制作するといった作業も承っております。