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【わかりやすいマニュアルの作り方】第128回 説明図のマーキング

余震が続きますね。早く収まることを望むばかりです。

さて。
今回は、説明図のマーキングについて書きます。
で、そのマーキングというのは何かということですが、前回の記事のこれです。

さて、もう一つのスイッチの方ですが、こちらには丸囲いがつけられています。

good_allow

上のスイッチのところですね。

■マーキングとは

マーキングとはマークをつけることです。前回の矢印もそうですし、丸を付けたり、★を付けたり色を付けるなんてことをする場合もあります。

もうひとつの丸囲いの使い方としては、ボタンの位置を示しその横に拡大上図をつけるといった使い方もできます。

こんな感じですね。

marker1

これくらい簡単なものであれば、通常の場合拡大などは必要ありませんが、図が複雑であればあるほど、こういった拡大図の使い方などはとても重要になってきます。

マニュアルを作る人間は、テキストの順番だけでなく、図でどう見せるかも同時に頭の中で考えなければいけないということです。
自分のような個人営業の場合、図をどのように見せるか考え、目的にあった写真を撮り、それを線画に起こし、矢印やマーカーを加え、見やすいように線の太さなどを調整します。

必要であれば図の中に吹き出しもつけますし、手順番号をつけることもあります。

全体のプロデュースと、見やすさの企画、これが取扱説明書の図の作り方の肝だと言えると思います。

マニュアル(取扱説明書)制作の専門家 取説屋:石井ライティング事務所

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