【わかりやすいマニュアルの作り方】第86回 注意書きと法律について01
これからの取説屋は取扱説明書は製品を構成する1要素として考え、ものづくりの一員を担うものとして、PL法や消費者保護法についても勉強し、自信を持って原稿を書けるようにしていこうと思う。
これからの取説屋は取扱説明書は製品を構成する1要素として考え、ものづくりの一員を担うものとして、PL法や消費者保護法についても勉強し、自信を持って原稿を書けるようにしていこうと思う。
ポケットに携帯を入れたままコタツに入って低温火傷を負ったということで賠償すべしという高裁の判決が出たというニュースがありました。
ここまで製造物責任としてカバーしきれるものか、マニュアルのカバー範囲としても考えてしまいます。
この件が判例となると、メーカーはかなりたいへんかもしれません。
見てもらえない警告・注意は意味がない
できれば言い訳はしない
PL関連から、取扱説明書や製品の包装など表記のガイドラインとかやっているJTDNAの総会に出席してきました。
今回から、新しいシリーズです。 マニュアルの注意書きと法律、といっても私は法律の専門家ではなく、マニュアル制作の実務にのみ関わっているので、その方向からどういう対応になるか、といったところですが。 マニュアルに関連するの …
実際のテクニカルライターの人はどうやってなったのでしょうか?
テクニカルライターになるための方法として、以下のそれぞれについて書く。
・マニュアル制作会社から始める
・メーカーのマニュアル制作セクションから始める
テクニカルライター養成のスクールはありません。
現在「テクニカルライターです」と自己紹介すると、けげんな顔をされたり「そんな仕事あったんだぁ」と言われます。
現在おかれている状況はこんなものです。
未開の荒野と言っても言い過ぎではないかもしれません。
今回はまとめに入ります。
最後は人件費…下げられません
今週は更新をお休みさせていただきます。