暑くなったと思ったらまた急に寒くなったりして、身体への負担が大きい今日このごろです。
当石井ライティング事務所でも、おもいがけないいろいろなことが起こったりしててんやわんやしています。もうちょっとしたら発表できるかもしれません。
さて。
テクニカルライターについての第2回です。
実はこの内容は、サイトのFAQにも掲載されているのです。
それをもう一度取り上げるのですから、もう少し掘り下げた内容で書いていこうと思います。
【Q】
テクニカルライターは技術者?
テクニカルライターとは技術者のことですか?
【A】
答えは半分だけ「YES」です。
テクニカルライターは、技術者と一般の人をつなぐ役割をします。
技術や、技術的な用語については、ある程度知っていなければなりませんが、同時にそれを一般的な用語に書き換えることができる日本語の能力も必要です。
技術者というよりも技術系のライターです。
テクニカルライターというのは、端的に言って文系にも理系にも属さない、境界的な能力を必要とします。
自分の考えとしては、技術的な文章の書き方は文系・理系どちらでも必要となる能力であるため、大学などで教えるべきだと考えています。
できれば高校で教えるのが望ましいと思います。
現在の国語教育は、ほとんど文学だけを教えているので、こういった実用的な側面も考えて教えると、より良いのではないかと思います。
実際のところ、自分のテクニカルライターとして能力の最も優れたところは「エンジニアさんとのコミュニケーション能力」であり、次は「機械を触って理解する能力」といったところです。
この次に、ようやく「書き方」や「構成」といったことが出てきます。
つまり、ライターといっても、テクニカルライターにとって最も大切なことは、「ライティング」-文章を書くこと-ではないのです。
続きます。
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プロダクトと人間とのI/Fですね。