Microsoft Wordによるマニュアルの作り方の8回目です。
いやあひどい目に遭いました。
何かというと、社会保険事務所です。詳しいことは個人ブログに書きましたのでこちらには記載しませんが、能率の悪さややる気のなさといった点では、民間ではとても見られないようなひどい仕事ぶりでした。
さて。
前回までの状態でテキストの入力が終わり、文字組も終了しました。
あとは、目次を作成すれば完成です。
・目次の作成
当然ながら、目次は「挿入」メニューから「参照」→「索引と目次」を選び、
「索引と目次」画面の「目次」タブを選択して作成します。
ここで、今までスタイルでの指定した見出し1~見出し3が生きてくるのです。
後で見出しを変更したり、項目を追加した場合もこの作り方が継承されているかぎり、同じ操作で目次を挿入することで、目次を更新できます。
●書式について
追補です。
うちでは以下のように設定しております。
見出し1:章見出しに相当します。
センタリングにして、かなり大きなボールドの文字を使用しています。
使わない場合もあります。
見出し2:項見出しに相当します。
ページの左から右いっぱいに下線または帯をつけ、ゴシック系の太い文字を使用します。多くの場合、この見出しの前で改ページをするように設定してあります。
見出し3:目見出しに相当します。
いわゆる、ページ内の大見出しです。
段落の場合にスペースを作るようにして、ゴシックの太い書体を使用、ただし文字サイズはあまり本文へ大きくないものを使っています。
本文
本文には、9~10ptの明朝系のフォントを使い、インデントを設定します。
このインデントの設定がポイントです。本文が字下げされることで見出しが目立つようになるのです。本文が字下げされていないと、見出しは本文に埋もれてほとんどどこにあるのかわからなくなります。
さて。
いったん「Microsoft Wordによるマニュアルの作り方」はここまでとして、再びマニュアルの構成要素に戻ろうかと思います。
また、お付き合いよろしくお願いします。