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【わかりやすいマニュアルの作り方】 第25回 準備の詳細は? その2

25回目です。
使用前の準備「目」レベルの詳細の続きです。

●各部の名称(承前)

名称の定義と同時に位置関係がわかる俯瞰図を付けます。
ここでは、操作する部位がわかる程度の簡単な線画がベストです。コストを削減する場合などはデジカメの写真でも良いでしょう。
図に引き出し線を付け、操作部分を列挙しておきます。
この項目はおおよそこのくらいでしょうか。

●設置

機器の設置の項目です。
設置の仕方と注意、各種のケーブル類の接続や、付属部品の取り付けなどを含みます。
ただし、ここでは「セットアップ」に関する内容は含めません。
プリンタなら、電源とUSBまたはプリンタケーブルの接続、デジカメならストラップの付け方くらいまでを指します。

これに対し、「セットアップ」には「電源が投入できてはじめて確認できる内容」の設定を書きます。これらは、論理的にも異なった操作の段階にあります。

たとえばプリンタでいえばトナーやインクのセット、用紙のセットなどが、デジカメでいえば、電池とメモリカードのセットなどです。
これらを一緒にすると、項目のボリュームが大きすぎてわかりにくくなることも理由のひとつです。

続きます。

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