第7回です。
マニュアルの目次構成の作り方について説明しています。
目次構成案を作成するときのワープロの使い方
さて。
ここで一旦話の方向を変えてみます。
目次構成案を作成するときのワープロの使い方についてです。
目次構成員を作成するときのツールとしては、いくつかのやり方があります。
1つ目は、普通にワードプロセッサ(Wordなど)を使用して原稿をテキストとして作成していきます。
2つ目は、表計算ソフト(Excelなど)を使用して原稿を作成します。データがセルに入るため、順序を入れ替えたりするデータとしての取扱はよくなります。
3つめは、やはりワードプロセッサを使用して原稿を作成しますが、いわゆる原稿形式で作成するのではなく「アウトライン形式」で作成します。
それぞれ、メリット・デメリットがありますが、私の場合は特に注文がない限り、3つ目のアウトライン形式で作成する場合がほとんどです。
それぞれについて説明します。
●ワードプロセッサで通常の原稿として作成
◆メリット
- 作成が容易。
- 見栄えの良い目次らしい原稿を作れます。
- テキストデータなので、目次として使う以外に転用できる。
◆デメリット:
- 順序の入れ替えや、前後・親子関係の変更などは困難。
手作業でそれぞれを変更する必要があります。
●表計算ソフトを使用
◆メリット
- 作成はまぁ容易。
- 順序の入れ替えは容易。
◆デメリット:
- 表計算は構造を持っていないので前後・親子関係の変更などは困難。
- 見栄えを良くするには手間がかかる。
- 表計算のデータは転用がやりにくい。
- 目次から新たにもう1度原稿を起こし直す必要がある。
●ワードプロセッサで「アウトライン形式」として作成
◆メリット
- 作成が容易。
- 順序の入れ替えや、前後・親子関係の変更などが容易。
- できた目次からそのまま原稿作成にかかれる。
◆デメリット:
- 目次としてはそのままでは見栄えが悪いため、見かけを整える作業が必要。
続きます。
はじめまして、K.Kと申します。
マニュアル作りのブログとして興味深く読ませていただいています。
この記事で、メリットとデメリットが逆に見えるところがありましたので、お尋ねいたします。
●ワードプロセッサで通常の原稿として作成
◆デメリット:
・テキストデータなので、目次として使う以外に転用できる。
はメリットに、
●表計算ソフトを使用
◆メリット
・表計算は構造を持っていないので前後・親子関係の変更などは困難。
・見栄えを良くするには手間がかかる。
はデメリット、かと思われます。
気になったのでコメントさせて頂きました。
K.K
コメントありがとうございます。
さっそく修正いたしました。