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水術自主稽古再開

自分の基準では暖かくなってきたので、水術自主稽古を再開した。
近くの温水プールで、複数のレーンでは小学生が水泳教室をやってるようなところであった。
すぐにでも水に入りたかったが、始めてのプールなので我慢し、どのレーンを泳ぐかを監視員さんに聞き、動きやすいストレッチを少々してから水に入った。なお、どのレーンを使うかを尋ねたとき監視員さんから「泳げる方ですか? 」と尋ねられたが、さすがに「泳げない方」とは言えず「まあ一応泳げます」とちょっとごまかした。
とりあえず、水中メガネで水中だけはよく見えることを確認し、しばらくは蹴伸びの稽古。最近は水に入ってなかったためもあるが、ちょっと自分で驚いた。きちんと身体が伸びているし.しっかり浮いている。浮身がマシになっているということである。
問題としては蹴伸びでまっすぐ出ようとしても、両足の蹴る力が異なっているためか、身体がねじれているためかはわからないが、水中で左にぶれる傾向があること、一重伸しががろくに進まないなどはあったが、何より久々に全力で伸びる動作ができるので非常に楽しかった。
さらに周囲が水なので、多少の無理をしても水が支えてくれるのと、水冷なので暑くもならない。
実は今回一番驚いたのは、まっすぐ伸びた時に耳元をざーっ、シャーッと言う流れる水音が聞こえる事だった。初体験である。
以前の自分では、こんなに激しい水音はしなかった。伸び方が違うのだろう。もちろん、壁を蹴る力が増すということもあっただろう。
ただ、久々のプールが面白すぎて、やりすぎという失敗もした。
水に入る前は、 400~500m泳いで身体を整えて上がる予定だったのだが、久しぶりの水が楽しくて、気がついたら900mほど泳いでいた。
これはやばいと思いつつも、プールの縁に行き、ついでに背浮をやってみると、こちらも驚くほどよく浮く。水中で居眠りが出来そうなぐらいポカポカと浮いていられる。
と、ここまでは良かったのだが、ここで水から上ろうと思ってやばいということに気がついた。
プールの縁に掴っても、水から身体を引き上げられない。
ここで水に落ちると、天国にいらっしゃる2人の先生に怒られることは明白なので、おとなしく梯子を探して水から上がった。
やばかった。
この後は、先生に習った方法で水を叩き落とし、小さなタオルで体を拭き終わった。
しかし、腹が減った。
こればかりはどうしようもない。

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