前回の続きです。
インフルエンザは結構長引きます。
38度からの熱が何日も続くとつらいです。
ご注意を。
■何にバックアップを取りますか?
私のお奨めは「外付けハードディスク」と「USBメモリ」です。
そして、まず一度普通にエクスプローラーなどを使用して、「外付けハードディスク」に以下のフォルダより下を全部コピーしてしまうことをお奨めします。
その他のお奨めとして「ファイルサーバー」がありますが、ファイルサーバーを使っている場合は、普通にある程度のバックアップが自動的にされていますから、問題は起こりにくいでしょう。
データの場所
C:\Documents and Settings\ユーザー名
ここより下をコピーして保存しておけば、My Documentのファイルはもちろん、お気に入り、スタートメニューの設定、ソフトがユーザー別に作った設定などが一度に保存できるからです。
これで、まず一応最低限の安全が確保できます。
このデータは何か月かに一度は更新する必要がありますが、何か月かに一度だけならそのときはまた全部コピーしても問題はありません。夏と冬の大掃除のときにでもやっておくとよいのではないでしょうか。
そしてもうひとつは日々のデータの保存です。
これは、データ容量は小さいですが、扱いが手軽なUSBメモリが適しています。
今日仕事をしてできたデータをフォルダごとUSBメモリに保存します。
この方法ではファイル数が多くなり、手間が面倒に感じる場合は、比較コピー(Zcopy やCopyEXTなど)のフリーウェアのツールを使う方法が良いと思います。
ツールについては、それぞれの環境もありますので、ご相談ください。
■メールデータのバックアップ
もうひとつ、メールデータをバックアップしておくことも必要です。
マイクロソフトのサポートデータベースに、バックアップの標準的な手順が記載されています。
文書番号: 270670 – 最終更新日: 2007年5月21日 – リビジョン: 6.3
Outlook Express のデータのバックアップおよび復元方法
http://support.microsoft.com/kb/270670/ja
このような方法で、週に一度くらいの頻度でバックアップしておけば、被害は最小限で食い止めることができます。
また、フリーウェアのメールデータのバックアップツール「MailStore Home」などを使用してバックアップする方が、一度設定してしまえば簡単かもしれません。
「Outlook Express」「Thunderbird」などのメールをバックアップ・検索・閲覧
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/01/17/mailstorehome.html
こちらのツールについては、それぞれの環境もありますので、ご相談ください。