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【取説屋】テレワーク(在宅勤務)のコミュニケーション改善提案

コロナ禍で一時は増えたテレワーク(在宅勤務)がまた減少し、出社勤務が増加している。
ソフトウェア開発などはテレワークのままが多く、事務系の仕事で出社の割合が増えている。

会社トップでは、「コミュニケーション不足」を理由に出社を求める場合が多い。
確かに側の人に気軽に何かを尋ねたり、ちょっと雑談ができのは、会社のコミュニケーション向上に役に立ち、仕事の効率も高まる。
しかし、これは社員にとっては引き合わない。都会なら満員電車、地方なら自分の車の運転で往復2時間。電車賃は出るが、この間の労務費はゼロ。
とは言え、社内のコミュニケーション不足も見過ごせない。
ではどうするか? 簡単である。技術で解決する。

現在では、ネット会議の場合以外はスピーカー、マイク、カメラはオフになっている。 この中でスピーカーとマイクだけを常にオンにしておく。

仕事の雑談を全部流す。
「あ~、またやっちまった、うまくいかね~」
「一発でできた、マクロってすごーい」
「ありがとうございました」
これを流しっ放しにする。
これだけ。

テレワークでパソコンを使っている人は、ほとんどWi-Fiを使っているだろうし、低品質音声通話のデータ量はさほど大きくない。
特定の人とちょっと話をしたいときは、モードを切り替える。この辺については、システムの人間が考えてほしい。
会議の時は 会議モードに切り替えてカメラとマイクを オンにして秘密を保つ。

問題点は感情的な反発。
家の中の雑音が聞こえるだろう。 もしかしたら子供の声も聞こえるかもしれない。 だが、これぐらいのことは高い指向性のマイクを使ったり、部屋の戸を閉めておくとだけでも解決できる。
そして「じゃあ、出社とどちらが良いか?」と自分で選んでもらう。
もちろん、これをやった上で出社と言われると「コミニュケーション不足なんかない上に、出社しろ?」と社員は転職などして逃げ出すので、ご注意。

テレワークだからといって、常に孤独な理由はない。
こういった方法も考えてほしい。

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