2000/3/3のツーリング(その1)
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墓参りに行くことにした。
まぁ、いっちゃあなんだが、母の眠る富士霊園は適当な距離にある。今回は、周到に前日から荷物、金、ヘルメットのシールド洗い(バイク乗りならわかるが、これはとても重要なことだ。視界が曇っているとたいへんに疲れるのだ)、ついでにヘルメットを磨いて準備をした。
服装は、シャツ+セーター+フリース(新兵器である)+皮ジャン。下は長い下着に皮パンツ。皮パンツは安全のためでもあるが、ライディング時に滑らないので疲労しないで済むという利点がある。もっとも、歩くには不便だし、もっと不便なこともあるのだが。
荷物にはマップと時計(腕時計は走行中には見えない)、今回からデジカメ、工具、ガムテープ、ついでに念の為にもう一重着るかもしれないジャケット(山の寒さをなめてはいけない)をつっこんだ。
天気も予報では問題無し。
ふと思い付いて、メールを一本いれてから、早めに床に就く。
■行程図
だいたいのコースはこんなものである。ちなみに、浅間神社は富士霊園と山中湖の中間、R138沿いにある。ほとんどいつものコースというやつですな。
■気楽にスタート
夜明けに出ようかと考えたが、多少ひよって5時半起床、6時45分出発となった。この間は多めの朝食をつめこんでいたのである。寒いときに空腹はとてもこたえる。
せっかくだから、出る前に愛車GB500の写真を撮る。ちなみに、サイトに初掲載である。
乗車したままとれればいいのだが、めんどくさいので無人である。
GB500TT[銀次]の勇姿
エンジンも一発でかかり(セルでかかった)、ミラーとタンクを丁寧に拭いてから乗車、とりあえず瀬田をめざして出発する。
環七に出たところで給油。ぜいたくをしてハイオクを入れる。まぁ、ぜいたくとはいっても、今回は長距離を走るつもりがないので、ハイオクを入れておけば無給油で帰れるだろうという肚である。
ついでにタイヤのエアをチェックする。前後ともに1kg程度しか入っていない。道理でタイヤが妙に粘るわけである。冬眠開けのバイクにはそういうことがよくある。規定値まで入れるとハンドリングがまともになった。
環七を走り出して、遅く出たことを少し後悔した。7時という時間は、休日ならまだしも、平日にはすでに渋滞しているのである。「バイクはすりぬけできるからいいじゃない」というのは乗ったことのない人のセリフである。クラッチ操作と低速走行は非常に消耗するのである。
しかし、こればっかりはどうしようもない。環七からR246へと入り、厚木へとコースを取る。
例によって東名高速道路は使わない。
■最初の休憩(8:50)
R246をひた走る。前回のツーリングでマクドナルドが開いてないのはわかっているから、きちんと腹にモノをつめこんであるのだ。まずは厚木までは休憩を取らずに行くつもりだ。
ずーっと見慣れたコースが続く。もうこの道は何度通ったかわからない。
厚木にもうすぐのところに、「コナミ」がある。ここまで来ると、いつももうすぐ厚木だと思う。
どういうわけかR246が支道を通り、右折するところを過ぎると(前に何度か間違えて痛い目にあった)、愛甲石田駅に着く。
とりあえず、ここのコンビニで最初の休憩をとった。
暖かい飲物と中華まん2つ…わかるだろうか? 寒いときにはこういう組み合わせを選んでしまうものなのだ。写真はとんでしまっているけど、肉まん・あんまん・ホットビタミンである。
しばらく、ストレッチなどをしつつ休む。どうもバイクの乗車姿勢で含胸抜背をしようとしているらしく、長時間続けるとなかなかきついものがある。とはいえ、普通にしていると「これでは反応が遅い」と感じてしまうから難儀なものである。
厚木をすぎると、徐々に風景がのんびりしてくる。
この後、富士霊園までは特になにもなかったのだが、途中で何度か止まってスナップを撮ったので、それを掲載しておこう。
■富士霊園到着(11:00)
富士霊園に到着。ここはきれいなのたが、その…まるで松本零二氏描くところのイスカンダルみたいにお墓がずらりと並んでいるので、場所を思い出すのにちょっとかかってしまつた。
内諸のあれこれと…今回はちょっとした決意を報告する。
今回は演武はなし。それより独立の報告など、話しておかねばならんことが山ほどあるからである。
まぁ、このへんは書けないので、あたりの風景を一枚。
この時点ではほとんど疲労していない。さすがに気楽なものである。
ちなみに、ここでちょっとトイレに寄ったのだが、困ったことに鍵がかからなかった。もっとも、あたりにはぜんぜん人がいないから、掛けなくても何も問題はないのだが。
その割には便座は暖かかったりと、なんかサービスがちぐはぐである。
あー、写真入れていると長くなる。ということで、その2に続きます。
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