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2018年09月01日 「取説屋」って知られていない(続き)

2018年9月1日 土曜日

最終成果物(ターゲット)が印刷物以外の取扱説明書は、印刷会社は受けてなさそうだし、技術文書の作成・リライトを含むものを受けてくれる制作会社を探しても、見つからない。

手元で印刷して、発注してくれた会社に渡すような、数十部~100部程度までの取扱説明書、これは制作して欲しいところはたくさんあるだろうな、と痛感した。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第224回 独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)訪問

2015年2月5日 木曜日

独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)訪問

独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)に
おうかがいして話をしていただいてきました。

内容としては、取説屋として
「製品安全の一般論として取扱説明書がどのような位置づけ
 であるのかという点について」
をうかがって参りました。

いやぁ、興味深かったです。
まず、取扱説明書というのがnite、ひいては経済産業省
そして国がどう考えているかという話から。

「取扱説明書は『すべての製品』についていることが必要で
 例外規定はない」というのが法的な基本的立場です。

消費者安全法からの安全4法と製造物責任法では、こうなっている。
と教えて頂きました。

そうすると、「実際にはすべての製品に取扱説明書が付いている
ようには思えない」という実感と離れていることから疑問を
感じます。

まずは「製品」の定義がPRODUCTSなので、すべての商品では
ないというところから理解しないといけないのですが……。
不動産や、未加工の一次産品、そしてソフトウェア(これは
実体がないため)は「製品」ではないので取扱説明書は必ずしも
必要でないとか…。

今回、書いていくとボリュームが大きすぎるので、今回はこれ
くらいで終わりますが、次回の予告を。

「非常識な使用について」
(「合理的な予見可能な誤使用」と対比して)

「情報弱者」など、使用者の立場から考えると
「誰でも使えなければならない」という点では紙が最強

こんなところ、からでしょうか。
今回はこのあたりで。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第223回 取説屋サイトの『料金体系』をアップ!

2015年1月21日 水曜日

【取説屋サイト】料金説明を修正しました。

イラスト作成費など入っていなかったのをきちんと入れました。

また、サンプルの住所などが古かったのも修正しました。
料金体系

http://torisetuya.com/price/index.html


【わかりやすいマニュアルの作り方】第222回 取扱説明書の新サンプル『しめ縄 制作説明書』をアップ!

2015年1月20日 火曜日

弊社で作成した取扱説明書の新サンプルをアップロードしました!
「しめ縄 制作説明書」です。

以下のリンクからアクセスしてください。
イラストの使い方などを示しています。

取扱説明書サンプル A4 4ページです。
『しめ縄 制作説明書』http://torisetuya.com/price/img/ShimeNawa.pdf

画像もテキストも全部オリジナルです。

弊社では、一般的な業務としてこの程度の取扱説明書を提供しています。
また、今回は表紙はちょっと省略してあります。

 

●制作コストについて

コストとしては以下の数字くらいでしょうか。あまり詳細には書けませんが…
◆企画費 20,000円

◆制作費 60,000円 (4ページ×15000円=60,000円)

◆画像制作 60,000円 (12点×5000円=60,000円)

※エンジニアや営業に書かせようとしても、イラストなどはできないと思います。

これで印刷できるファイルとしてお渡しできるのはもちろん、PDFでもお渡しできるので、サイトにもアップできて、サポートにも使えるようになります。多少追加料金はかかりますが、HTMLにすることだってできます。
もちろん、他にもいろいろ提供できるものはあるわけですが、それは折に触れて書いていきます。
とりあえず、サンプルの取扱説明書を見て、「へーえ、こういうのを作る商売があるんだ」と納得してください。


【取説屋ブログ】ブログのタイトルを変更しました

2014年12月5日 金曜日

このブログ、いままでは「わかりやすいマニュアル作成講座」というとてもカタいタイトルで、【わかりやすいマニュアルの作り方】というコンテンツを作るという型式で、実際とは必ずしもあってない、というか違っているものでした。

実際、ビジネスとして考えると、自分のやっているのは「マニュアル」というより「取説」であり、そういったことにはブログのタイトルが全然実態に合っていない、ということで、広報にもならないということに気がついたからでした。

自分は「取説屋」であり作業者としては「取説編集者」です。
だから、それに見合った「取説屋BLOG」にタイトルを変更しました。

これからもよろしくお願いします。


シニアマッチングに行ってきました

2014年10月16日 木曜日

シニアマッチング、といってもよくわからないかもしれませんが、おおむね50歳以上で10年以上ひとつの仕事をやってきた専門家と、企業をマッチングするという銀行が主催するイベントに行ってきました。

もちろん、ありがたいことではありますが、自分はその集団の中では最年少に属していました。しかも、自分のやっているのは「取説屋」という珍しい仕事を自営で。テクニカルライターというと格好いいし、そういう仕事をやっている人もありそうに思えるのですが、漢字にするととたんに「そんなんやっている人いるの?」となります。とはいえ、(他人の紹介とは言え)シニアマッチングなので、素人はいない、最低でも10年以上の業務経験がある人となります。

とはいえ、自分はテクニカルライターであって、コピーライターではありません。広告代理店とマッチングして頂いても、近頃では共同経営者から「あなたは『取説編集者』と名乗りなさい」と言われるほどで、あるものをその通りに書くことはできても、人を引きつけるコピーは書いたことがありません。もちろん、そういった会社が新製品を発売しようというのであれば、製品に付ける取扱説明書という面ではお手伝いできるかもしれませんが。
はっきり言って、自分でももっとしっかり稼ぎたいので、現状の頼りない状況を鑑みるに、クライアントを紹介してくれるかもしれないマッチングは大変有難いのですが、やはり、この「取説屋」という数少ない商売がなかなかマッチングの相手は探しにくいのかもしれませんね。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第221回 取取扱説明書の新サンプルをアップ!

2014年9月18日 木曜日

●新サンプルをご提供

弊社で作成した取扱説明書の新サンプルをアップロードしました!
冷・温蔵庫の存在しない機種『CoolHotBox20』の取扱説明書です。

以下のリンクからアクセスしてください。
『CoolHotBox20』の取扱説明書

http://torisetuya.com/service/img/ManualSampleCoolHotBox20.pdf

A4 8ページです。
画像もテキストも全部オリジナルで別の目的に作った物を、さらに画像と必要なテキストを全部差し替えて作ったものです。

弊社では、一般的な業務としてこの程度の取扱説明書を提供しています。

●制作コストについて

コストとしては以下の数字くらいでしょうか。あまり詳細には書けませんが…
◆企画費 20,000円

◆制作費 120,000円 (8ページ×15000円=120,000円)

◆画像制作 30,000円 (6点×5000円=30,000円)
※エンジニアに書かせたら1ヶ月は楽勝でかかると思います。その間、彼は他の仕事ができなくて、ついでに不満になってしまうのです…

これで印刷できるファイルとしてお渡しできるのはもちろん、PDFでもお渡しできるので、サイトにもアップできて、サポートにも使えるようになるわけです。追加料金はかかりますが、HTMLにすることだってできてしまいます。
もちろん、他にもいろいろ提供できるものはあるわけですが、それは折に触れて書いていきます。
とりあえず、サンプルの取扱説明書を見て、「へーえ、こういうのを作る商売があるんだ」と納得してください。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第220回 取扱説明書は部品です

2014年9月5日 金曜日

前にも書いていることとかぶってきますが、取扱説明書を作成する技術、【ドキュメンテーション】は日本ではようやく学会ができただけで、まだちっとも研究が進んでいません先日も、「危険の説明」をトップに小さい字で何ページも書いている取扱説明書だとか、そもそも表組みになっていて読みにくいとか、部品の名称が後に書いてある取扱説明書とか、もう言い訳のできないようなものをいくつも見ました。
説明をするためには、説明する対象製品の部品名称がわかっていないと読者には理解できません。
ソフトウェアでも、それぞれのメニューの名称がわからないと、設定させるために表示させる方法がわからない、ということになってしまうのです。
そして、取扱説明書には限界もあります。
情報公開と安全のための情報提供はできますが、それでも、本質的な安全性の確保は製品それ自体がもたらさなければなりません。取扱説明書で説明したからと言って責任を逃れることはできないのです。

仕様書から取扱説明書は自動ではできません。
また、文学を学んでも仕様書の読み方は学ぶことができません。

さらにそれだけではすまず、法律的な内容も商品に付いている取扱説明書には必要とされているのです。
取扱説明書というもののなかでもっとも簡単なことを言うと、取扱説明書はすぐになくなってしまってはダメですし、責任主体が明記されている必要があったりします。簡単に言うと、社名がきちんと見やすく書いてあるのは「義務」だったりする、ということですね。

「なんで?」と思うかもしれません。
だからこそ、タイトルの内容が生きてくるのです。取扱説明書は、製品の部品であり、法的文書でもあり、なおかつポリシー(があれば)を伝える唯一の手段でもあるのです。
パッケージに書いて、という手段はないわけではありませんが、取扱説明書以上に捨てられるのが早いことはまちがいないでしょう。
宣伝の文書とか、パッケージとかと一番異なるのは、ユーザーは取扱説明書をどの時点で手にするか、ということです。
宣伝は、買う前です。
読んで、買ってもらうための物です。
パッケージは店頭で見てもらって、買ってもらうための物です。

でも、取扱説明書は……
取扱説明書だけは買っていただいた後に正しい使い方をしてもらうための文書です。
どっちかというと部品に近いのです。
そして、実は、取扱説明書だけでは【本質的に危険な製品】の安全性をアップすることはできないのです。

こういった事項を研究する、PL研究学会というものができつつあります。
シンポジウムやセミナーも準備ができつつある。

こういうことに、次世代につながってこその取説屋だと思います。
がんばろうかな、とか思います。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第219回 取扱説明書は技術文書です

2014年8月19日 火曜日

「取扱説明書は技術文書です」
久々に、こう実感することがありました。
自分は日本テクニカルデザイナーズ協会:JTDNA(http://www.jtdna.or.jp)という団体の会員であり、そこで「取扱説明書の検証がきっちりできるようになって欲しい」と言われ、勉強の必要性を痛感してきたのですが、自分の感想はさておき。

その話の中で、出てきたのが表題の話「取扱説明書は技術文書です」。
これがとても大切なことだということです。
マニュアル制作者や、その他のテクニカルライターもそれはわかっていることと思います。しかし、それ以外の人たち、ほとんどの人たちは広告などと同じような「読んでもらえば良いな」といったものだという認識をされている方が多いのではないかと思います。

取扱説明書の中には、組み立て家具やプラモデルの組立方と言った、見なければ使えないものというものもあります。
「取扱説明書なんか無くても使えるよ。」と言うのを売りにしている商品もあります。
また電話帳とあだ名が付けられて、ほとんど見られない携帯電話の取扱説明書といったものもあります。
もちろんそれでは困る……とならないのが取扱説明書です。
「操作に困らなければ取扱説明書を開かないですむ」というのがほとんどのお客様の認識だと思います。
困っているときに開くものですから、気分の悪いときだけに使うものということなのであまり良いイメージが持たれないのも当然のことです。
取扱説明書が「嫌なものだ」「めんどくさいものだ」といったイメージを持たれるのはしかたが無いことです。
しかし、取扱説明書というのは基本的には技術文書なのです。
技術文書がわかりにくかったら論外です。
技術文書が専門家にだけわかるというのでは、これも役に立ちません。
一般人に読める技術文書、わかりやすく危険も明示してあり過剰でない。
しかし、やっかいなのはこの「わかりやすい」「危険を明示」「過剰でない」といったこと。技術である以上、一元的な評価基準が必要だという話でした。

今まで取扱説明書は個人の才覚に頼って書いていました。

  • 担当者が、しっかりしたものを書けば良い物ができる。
  • 担当者がイマイチだと、取扱説明書もイマイチになる。
  • 危険を明示と言ってもどこまで書けばいいのかなんてわからない。
  • 危険の説明がアタマにページ続いていたっていけないなんて誰も言えない。

こういうものであったのです。
これに対して、冒頭の団体JTDNAは日本で初めてガイドラインを作りました。
PLに関わると言うこともありますが、「わかりやすい」といったことも技術である、と考えると、実は画期的なことなのだと思います。

参加団体の宣伝のようになってしまいました。
今回は以上にしようと思います。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第217回 JTDNA製品安全(PL)対策セミナー(2)_20140718

2014年7月31日 木曜日

今回は前回の続きです。JTDNAのPLセミナーについてです。

セミナーの内容については、以下のサイトに書いてあるので自分は書かないですましてしまおうと思ったのですが、経済産業省の人事異動などがあり、講師が確保できなくなってしまったために内容が予定と少し変わってしまった点があったりしたので、少し書き出すことにしたのです。http://www.jtdna.or.jp/2014/06/718jtdnapl.html

●セミナー内容

前半:事故予防について後半:事故発生後対策について
これは前回書いたとおりです。
協会の「最新! PL対策」というパンフレットにあるのですが、年ごとに要件が出てきて、2010年バージョンから2014年バージョンに改定されているのです。

この改定でより強く出てきているのが、

●消費者を守るためのPL対策

というコンセプトです。言い換えると、

●企業防衛のためのPL対策ではない。

ということでもあります。
「製造物責任」は製造者だけでなく輸入したところや販売したところも問われることになります。言葉からするとおかしな用に感じるかもしれませんがこれはこのPLという法律は「消費者のためのもの」というのがコンセプトだからなのです。
これらに対応する言葉は今まで二つありました。PS Product Safety 技術的な解決についてはこちらに、CS Consumer Safety 消費者庁が管轄、
PL対策のネタは、会社のブランドに直結しているのだということです。
また長くなってきたので、今回はここまでとします。