‘マニュアル’ タグのついている投稿

2018年09月01日 「取説屋」って知られていない(続き)

2018年9月1日 土曜日

最終成果物(ターゲット)が印刷物以外の取扱説明書は、印刷会社は受けてなさそうだし、技術文書の作成・リライトを含むものを受けてくれる制作会社を探しても、見つからない。

手元で印刷して、発注してくれた会社に渡すような、数十部~100部程度までの取扱説明書、これは制作して欲しいところはたくさんあるだろうな、と痛感した。


2017年3月22日 取扱説明書紛失時の問合せ内容

2017年3月22日 水曜日

自分でもやってしまいます>取扱説明書紛失

やっぱりこういうときはサイトに取扱説明書のPDFのデータがあると一番助かるのですが、こういう問合せをすることになるとは(困)

問合せ内容を書いてみます。

問合せ内容

★★の取扱説明書を紛失してしまいました。電池が切れたようでディスプレイが表示されないで交換したいのですが、「電池を交換するにはたぶんこの後ろのネジ2つを開ければ良いんだよな」と「交換すべき対象の9V電池は006Pでよいのか」との疑問があり、機械を確認もせずに開けてみるのは望ましくないと考えたため、電池交換ができずにいます。

疑問としては以下の2つとなります。
●交換すべき対象の9V電池の規格→[006P]

●電池交換の方法本体裏に並んでいる+ネジ2つを外し、本体裏のふたを開いて行う。→[正/誤]
当方のミスで申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。——–

以上です。
問合せメールを作るのも手間ですし、問合せに応対するのもメーカーとしては手間だと思います。

製品情報のところに取扱説明書のPDFをアップロードしておけば、このあたりの手間が発生しなくなるし、お客様の知りたい情報がそれを見ることで得られるので、買うときの情報としても役に立つのに、などと考えていました。


2016年12月13日 快調な新品電子レンジの朝

2016年12月13日 火曜日

おはようございます。

今晩は強い雨だそうです。ちと心配。
昨日買った電子レンジは実に使いやすい。取説屋としてはオマンマの食い上げに直結です。…湯たんぽを暖房としている人間のセリフじゃないか。

今日一日がんばりましょう。

 


2016年07月08日 サイト再設計中

2016年7月8日 金曜日

おはようございます。都内は梅雨明けにはなっていないものの、降っていない変な天気ですね。
取説屋は「そういう仕事があるんだ」ということを伝え、発注したことのない人の不安を除くサイトの再設計中。
ま、そんな仕事はなかったからな…

今日一日がんばりましょう。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第226回 ページ数と版型

2015年6月5日 金曜日

今回は、取扱説明書を発注するときのページ数と版型についてお話しします。

なんでまたそんな話をするかというと、実は、とても大切な事項だからです。

たとえば、「9 ページの取扱説明書を作ってくれ」とか「13 ページの取扱説明書を作ってくれ」とか言われると、全部電子マニュアルにするのでない限り、対応できません。

…そのうえで、実際にこういった発注に実際に遭遇したことがあるのです。
「8ページじゃわかりにくいよ11 ページにしてくれ」
全く印刷について知らないででしょうが…せめて12 ならまだ…と思いました。

説明することでページ数は変更して頂きましたが、説明が必要だと思いました。

●取扱説明書の版型

取扱説明書の版型については、A4 を推奨します。

これは読みやすさと保存性から来ていますが、さすがに手に乗るような小さい雑貨も世の中にはあり、取扱説明書はパッケージの中に入れる必要があったりすることもよくありますので、強制ではありません。

なお、B5やA4といった紙のサイズを見たことがあると思いますが、これが元の紙のサイズと、その紙を何回折ったかということを示すものです。

●ページ数は4 の倍数?

本は、8ページ、16 ページといった4の倍数のページ数で作られています。
16 ページまたは8 ページというのは、印刷物を作るときに途中でその姿を通る「折り」という工程から来ています。
取扱説明書は薄いので、8 ページというのはあります。また、16 ページというのは印刷物としては普通です。まず紙には「表裏」があるのでページ数は偶数です。そうでないと裏が白紙となってしまいます。

本を作るときは、大きな紙に複数のページを印刷し、それを折りたたんで作ります。これを「折り」という工程といいます。

●折りの作り方

「折り」というのは以下のように作られます。

『折りとページ数の関連』説明図

折りとページ数

紙の真ん中の折り曲げた部分以外のフチを切り落とすと、本のページができあがります。
取扱説明書は紙で作ることを前提としているので、まずはこの「折り」に対応したページ数である、8とか16 といったページで制作します。
もちろん、4 の倍数である12 ページでも制作できますが、それ以外の14 ページやまして奇数のページ数では取扱説明書は制作していません。どうしてもであれば、できないことはありませんが白紙のページが入ってしまいます。

こうして、物理的にページ数が決まっていくのです。もちろん、ページ数は内容によって変化しますが、取扱説明書は「モノ」である以上、こういったことには影響されることを理解してください。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第225回 リスクと「非常識な使用」について

2015年2月13日 金曜日

前回の書き込み「第224回 独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)訪問」に続きます。

取扱説明書は『すべての製品』に

niteでは取扱説明書は、安全のためにあると考えられていました。
そして、「取扱説明書は『すべての製品』についていることが必要で例外規定はない」ということでした。

…実感と違います。
不動産にも大根にも取扱説明書はついていません。
このあたりは、実感では、そう感じます。
実は、『すべての製品』の「製品」の定義から外れるものには取扱説明書は付いていなくても問題はないということになるのですが、ちょっと「用語」と「一般的感覚」の間にはズレがあるようです。
「製品」とは、”Products”の訳のため、不動産は外れますし、大根は一次産品ですのでやはり”Products”にはあたりません。ですから、取扱説明書がついていないことが許容されるのです。
まぁ、そのあたりは良いとして。

リスクとは? 製品の使い方のどこまで対応する?

「安全って何?」というところまで戻ってしまうと、根源的に過ぎるということになってしまいますが…
そして、リスクに対して以下のように定義していました。

リスク:危害の発生確率と、その危害の程度の組み合わせ

そして、絶対的な安全はありえません。
許容できるリスクまで低減させるということで、リスクアセスメントを行うということになります。

niteでは、対応すべき主体(危険?)を3つに分類していました。

[危険の分類]

・正常使用:事業者の意図した使い方

危険はある場合が当然あります。たとえば、ガスコンロはどうしたって熱く、危険がありますが、それがないものは考えられません。

・合理的に予見可能な誤使用:事業者が対応を検討すべき領域

このあたりは、メーカーが悩むところです。アイロンを持ち上げていると熱い部分のスイッチが切れるとかのセーフガードを付けて対応したりしています。
ここまでは事業者が「製品」で安全を確保するということになります。

・非常識な使用:誰もが非常識だと考える使用方法

この非常識な使用については、いつも取扱説明書を作るときに悩むのですが「どこまで書けばいいのだろう」ということ。
簡単な例で示すと、包丁の使い方を説明するときに、「人に切りつける」というのは非常識な使用方法にあたり、誰もが非常識だと考えると思います。このレベルには、事業者(メーカーまたは販売者)は対応する必要がないということです。
意図的な誤使用は「誰もが非常識だと考える」と見なして、対応しなくて良いということが示されたのです。
これによって、「限度なくありとあらゆる内容に対応する」という必要がないということが示されたのです。もちろんそれが非常識かどうかということは、一人で決定できることではないので、複数人数で検証する必要はありますが、「常識的な範囲」で書けば良いという指針が示されたことは非常に有り難いことでした。

[スリーステップメソッド]

そして、それらの危険に対して、スリーステップメソッドという対策方法を示していました。

・本質安全設計

・保護装置による安全確保

・消費者に対する情報による安全確保

この最後の方法に関して「取扱説明書」や「本体表示」で対応するという話でした。

一回では書き切れないので次回に続きます。


【わかりやすいマニュアルの作り方】第223回 取説屋サイトの『料金体系』をアップ!

2015年1月21日 水曜日

【取説屋サイト】料金説明を修正しました。

イラスト作成費など入っていなかったのをきちんと入れました。

また、サンプルの住所などが古かったのも修正しました。
料金体系

http://torisetuya.com/price/index.html


【わかりやすいマニュアルの作り方】第222回 取扱説明書の新サンプル『しめ縄 制作説明書』をアップ!

2015年1月20日 火曜日

弊社で作成した取扱説明書の新サンプルをアップロードしました!
「しめ縄 制作説明書」です。

以下のリンクからアクセスしてください。
イラストの使い方などを示しています。

取扱説明書サンプル A4 4ページです。
『しめ縄 制作説明書』http://torisetuya.com/price/img/ShimeNawa.pdf

画像もテキストも全部オリジナルです。

弊社では、一般的な業務としてこの程度の取扱説明書を提供しています。
また、今回は表紙はちょっと省略してあります。

 

●制作コストについて

コストとしては以下の数字くらいでしょうか。あまり詳細には書けませんが…
◆企画費 20,000円

◆制作費 60,000円 (4ページ×15000円=60,000円)

◆画像制作 60,000円 (12点×5000円=60,000円)

※エンジニアや営業に書かせようとしても、イラストなどはできないと思います。

これで印刷できるファイルとしてお渡しできるのはもちろん、PDFでもお渡しできるので、サイトにもアップできて、サポートにも使えるようになります。多少追加料金はかかりますが、HTMLにすることだってできます。
もちろん、他にもいろいろ提供できるものはあるわけですが、それは折に触れて書いていきます。
とりあえず、サンプルの取扱説明書を見て、「へーえ、こういうのを作る商売があるんだ」と納得してください。


【取説屋ブログ】ブログのタイトルを変更しました

2014年12月5日 金曜日

このブログ、いままでは「わかりやすいマニュアル作成講座」というとてもカタいタイトルで、【わかりやすいマニュアルの作り方】というコンテンツを作るという型式で、実際とは必ずしもあってない、というか違っているものでした。

実際、ビジネスとして考えると、自分のやっているのは「マニュアル」というより「取説」であり、そういったことにはブログのタイトルが全然実態に合っていない、ということで、広報にもならないということに気がついたからでした。

自分は「取説屋」であり作業者としては「取説編集者」です。
だから、それに見合った「取説屋BLOG」にタイトルを変更しました。

これからもよろしくお願いします。


シニアマッチングに行ってきました

2014年10月16日 木曜日

シニアマッチング、といってもよくわからないかもしれませんが、おおむね50歳以上で10年以上ひとつの仕事をやってきた専門家と、企業をマッチングするという銀行が主催するイベントに行ってきました。

もちろん、ありがたいことではありますが、自分はその集団の中では最年少に属していました。しかも、自分のやっているのは「取説屋」という珍しい仕事を自営で。テクニカルライターというと格好いいし、そういう仕事をやっている人もありそうに思えるのですが、漢字にするととたんに「そんなんやっている人いるの?」となります。とはいえ、(他人の紹介とは言え)シニアマッチングなので、素人はいない、最低でも10年以上の業務経験がある人となります。

とはいえ、自分はテクニカルライターであって、コピーライターではありません。広告代理店とマッチングして頂いても、近頃では共同経営者から「あなたは『取説編集者』と名乗りなさい」と言われるほどで、あるものをその通りに書くことはできても、人を引きつけるコピーは書いたことがありません。もちろん、そういった会社が新製品を発売しようというのであれば、製品に付ける取扱説明書という面ではお手伝いできるかもしれませんが。
はっきり言って、自分でももっとしっかり稼ぎたいので、現状の頼りない状況を鑑みるに、クライアントを紹介してくれるかもしれないマッチングは大変有難いのですが、やはり、この「取説屋」という数少ない商売がなかなかマッチングの相手は探しにくいのかもしれませんね。