取説を発注するには
ここでは、取説屋:石井ライティング事務所への発注の仕方について説明します。
本サイトをご覧になっているほとんどの方は、取扱説明書を外注に発注するのは初めてのことと思います。
そこで、取扱説明書を発注するにはどうすればよいかについて、まとめてみました。
弊社では、取扱説明書の印刷用のデータを制作しております。
印刷については御社がいままでご利用になっていた印刷所に納品したデータをお持ちください。印刷を弊社で承ることも可能ですが、別途ご相談となります。
目次
発注前に用意するもの
石井ライティング事務所にご連絡いただく前に、以下のようなものを準備していただくと、話がスムーズに進みます。
取扱説明書を弊社に発注する前に、以下のものをご準備ください。
それぞれについて説明します。
製品
取扱説明書を作成する対象の商品です。
商品の概要をお知らせください。どんなジャンルのどのような製品なのかをお知らせください。
この段階では商品名などは必要ありません。他社製品に似たような商品があれば「こんな感じ」とウェブサイトのアドレスで示していただくなどで十分です。
弊社では、主に機械・電気・ソフトウエア・通信機器および家庭用品・雑貨類といった「動く物」を対象に取扱説明書を制作しています。
社外への持ち出しが難しい商品の場合は、会議室等をお借りして商品の撮影のスケジュールをとらせて頂く場合もあります。
弊社では食品・化粧品および薬品については取り扱っておりません。
取扱説明書のイメージ
「どんな取扱説明書を作りたいのか」を漠然とでも良いですから、持っていていただけると話がスムーズに進みます。
いままでに作った取扱説明書、他社の取扱説明書などなんでも良いですから、こんな感じというものがあるとありがたいです。
もちろん、イメージはなくてもかまいません。打ち合わせでこんな形にしていきましょうと決めることもできます。
予算と納期
おおよその予算と納期を決めておいてください。
費用については別ページをご覧ください。
予算がある場合は、あらかじめご連絡ください。
予算に制限がある場合も、対応方法を検討します。
お願いしたいこと
石井ライティング事務所は小さなライター事務所です。
そのため、ある程度より距離がある場合、作業をお受けすることが難しくなる場合があります。具体的には関東程度を考えています。
特に設備関係など持ち運びのできない製品の場合、ライターの石井自身が製品を確認に行くことになります。できれば泊まりがけといったことは避けたいと考えています。
見積前の確認事項について
準備するものがそろったら、石井ライティング事務所にご連絡ください。
見積前に打ち合わせを行う事項は以下のようになります。
それぞれについて説明します。
取扱説明書の形式について
取扱説明書をどのような形にするかを打ち合わせます。
打ち合わせ前に、上記の製品情報から、どの程度のページ数が必要か判断したうえで打ち合わせをさせていただきます。
取扱説明書の媒体
取扱説明書の媒体を打ち合わせます。
取扱説明書の媒体には以下のようなものがあります。
- 紙媒体(PDFデータはお渡しします)
- PDF、HTML、HELPファイルなどの電子媒体
- 紙と電子媒体の組み合わせ
ページ数と版型を決めます。
ページ数とサイズ
- A4/B5などの中綴じの本
- ペラ(片面/両面)
- 大きな紙を折る(観音折り)
- その他(吊り下げなど)
その他、カラーが必要かどうか(画像解析装置といった特殊な場合以外はほぼ不要です)といったことを打ち合わせます。
納期について
一般に8ページから12ページ程度の取扱説明書の場合、作業日数で2週間程度の納期をいただいております。
ページが少なくても、多くても(20ページ程度まで)さほど変わりません。
これよりも短い期間で制作する必要がある場合は、ご相談ください。
製品について
製品がどのようなものか、概略をご説明ください。
製品のカタログや海外の資料などがあればご提供いただけると助かります。
以上のような資料を頂いたら、弊社から見積をお出しします。
見積の内容に御納得いただけましたら、取扱説明書の制作に進みます。
制作の打ち合わせについて
制作開始前に貴社と「どんな取扱説明書を作りたいのか」についての打ち合わせを行います。
作業前に打ち合わせを行う事項は以下のようになります。
それぞれについて説明します。
秘密保持契約について
取扱説明書を制作するにあたって、秘密保持契約を締結いたします。
取材について
弊社では取扱説明書を作成する際に、できるだけ製品開発を担当したエンジニアさんや商品を販売する担当者の方に商品の話をうかがう機会を設けさせていただきます。
これにより、商品のコンセプトや商品を使うお客様や使用の状況について理解を深めます。
取扱説明書チェックシート
取扱説明書制作に必要な入力内容をご入力頂くチェックシートをご提供いたします。商品名、商品コード、社名、仕様等の取扱説明書制作に必要なデータのご記入をお願いします。
製品について
製品の操作に関する図を作成するのに必要な、商品の貸し出しまたはご提供、また持ち出しできない商品については、現場で行う商品の写真撮影のスケジュール等について打ち合わせます。
CAD等で作成した製品の3Dデータをご提供いただけると大変に助かります。
製品仕様のご提供のお願い
寸法・重量・素材・製造国など、商品の仕様についてご提供をお願いします(設置物等は除く)。
電器製品・ガス製品・無線利用製品などはそれぞれの仕様のご提供をお願いします。
商品が家庭用(一般消費者向け)か、企業向け(特定のユーザー向け)かについてお知らせください。
また、その取扱説明書は印刷所に出して大量に印刷するものか、それともプリンターなどで少部数作成するものかをお知らせください。
お支払いについて
弊社は個人事業主のため、手形のお支払いはお受けいたしかねます。
また、納品終了後、2ヶ月以内のお支払いをお願いしております。
作業中の確認事項
作業中の確認事項について説明します。
それぞれについて説明します。
校正
校正はPDFのデータにてお送りします。
校正は2回まで無料でお出しします。
仕様変更について
取扱説明書作成中の仕様変更は、随時お受けいたします。
ただし、作図終了後の大幅な変更や、仕様を何度も変更した場合には別料金をいただく場合があります。
納品について
納品の方法について説明します。
納品はメールの添付ファイルにて、高解像度で印刷可能なPDFまたはご指定の形式にて送信いたします。
またその後に、CDを送付いたします。この際に納品票を同封いたします。
本文での記載です。
第122回 取扱説明書の発注方法 | 動く物ならなんでもマニュアル制作します
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