【わかりやすいマニュアルの作り方】第192回 何でプロに頼まないのですか

販促物の印刷物やウェブサイトのデザインは多くの場合は、デザイナーにデザインを依頼するようになりました。
しかし、ライティングや編集についてはプロに依頼しないで、技術者が担当してしまうということがしばしばあります。
実は取節屋を始めてから、いつも疑問に思うことがあります。
簡単に言うと取扱説明書を制作するときに、デザインについてはプロに依頼しているのに、なぜ、ライティングや編集については技術者が担当してプロに依頼しないのでしょうか?

実際のところ、見てすぐにわかるクオリティやコストの差をプロのライター・エディターの方が打ち出せていない、ということでしょうか……。

■コストとパフォーマンス
コストについては前回書きましたが、あまり大きな差とはいえません。しかも、何回か実行して初めて差が出てくるといった性格をしています。
正直に言うと一回だけは少しコストがかかるかもしれませんし。かし同じような製品のシリーズを作る場合は、前回の製品の構成などは多くの場合その後も流用して使えます。
ですから、大概の場合は「予定してきちんと原稿を作った場合」の方が、「アマチュアの技術者に原稿を作らせる」よりもきちんとして、かつ低コストで原稿があがるのです。

それがどうしてか、というのは、これまでにも何回か述べてきました。
当たり前ですが、技術者は本来以外の仕事を行って、実用に耐えるレベルを維持します。それに対して、プロは書くことでレベルを維持します。根本的に異なるのです。

こういったことはきちんと管理の下に行った方が、さまざまなコストを下げることができる。
で、それらを私達ライターはまったくアピールできていない。
実は、この点こそが問題なのだが、これから改善できていくでしょうか。


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