【わかりやすいマニュアルの作り方】第189回 テーマに沿ってものを買う

今回は、ものを買うときの話をしようと思います。

いつもであれば穏やかに考えて、買うものを決めているのですが、今回はちょっと違っていました。
今回は、買うものを事前に決めていました。今回は、薬箱を買おうと考えていました。
間違って薬箱を踏んで壊してしまっていたのです。

■ポリシーに従ってものを買う

ところが、近くのスーパーの家庭用品売り場には、希望するようないままでと同じ、フタがとれないタイプの薬箱は売っていませんでした。

そのかわり、そこで扱っていた薬箱は、フタが本体に付いているタイプの箱ではなく、フタが取り外しできるタイプの箱でした。
フタは、箱本体から取りはずすことができます。便利、という点ではくっついているタイプの箱よりも便利かもしれません。しかし、外れてしまうと、フタがなくなったりするおそれもあり、必ずしも便利とは断言できません。

それは、自分の考えが「フタくがとれない方が薬箱は便利」というポリシーをもっていたからでした。ポリシーに従って薬箱を選ぶと、このタイプのは選択しないからでした。

■使いやすさの何割かはポリシーが決める

蓋が取れず、きちっと閉めることができ、密閉できる。

外側から内側を見ることができ、中身がわかる。

探していた薬箱はこんなものでした。ですが、見つかったのは、「外側から内側を見ることができ、中身がわかる」は満足しているが、蓋が外れることはありません。
見つかったのは、100%の使いやすさを満足するものではなく、イメージの方が使いやすいんじゃないかな、というようなものでした。

たしかに、自分のポリシーに従ったもののほうが使いやすいのは事実でした。

使いやすさの何割かは「ポリシー」で決まります。
その方が使いやすいのは事実です。
でも、その中から使いやすい形を選んでいくものなのです。

ポリシーと実際に使ってみた使い勝手の両方。

弊社では、どちらも重視して取扱説明書を作って行っています。

マニュアル(取扱説明書)制作の専門家 取説屋:石井ライティング事務所


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