【わかりやすいマニュアルの作り方】第180回サイトに置く取扱説明書について

お盆休みが終わりました。残念なことに、お盆の日だけ雨が降るといったことでキャンプなどにいけませんでした。

お盆休みが終わっても、暑さの方は、いっこうに緩みません。

どうなっているのでしょう、この天気は。

■高機能と使い方

さて、最近、実家からいままで使っていたのより少しだけ高機能なオーブンレンジをもってきました。

いままで使っていた電子レンジは、センサーも何もなく、「強」「弱」と時間設定だけでしたのと、ターンテーブル式だったため、少し大きなお弁当を温めようとすると、引っかかってうまく回らずに困っていた…というのは追加された機能とは関係ない話ですが、要はオーブン機能とそれに伴って温度センサが搭載された機種になったということです。

温度センサは余熱や発酵・一定温度での調理に使います。もちろん、以前使っていた電子レンジよりも多機能で、いろいろなことができるはずです。
しかし、実際にはそのままではよくわかりません。

実際のところ、基本の操作である「予熱してオープン加熱」の操作すらわからなかったのです。

幸い、多少古い機種とはいえ、本棚に取扱説明書のコピー(なぜでしょう?)が残っていたので、それを参照することで、なんとか操作はわかるようになったのですが…

■安全な使い方を知らせる

オーブン機能付き電子レンジは、正しい使い方をしないと、事故-火傷や火事-が起こる可能性があります。

オーブン機能は、直火を使う分、電子レンジ機能よりも危険であることは間違いありません。

特に、余熱してから使うオーブン機能は、庫内が熱くなった状態で食材を入れますから、間違ってオーブンパンにふれてしまうと火傷を和する可能性がありますし、庫内に水を掛けたりすると、水蒸気爆発が起こる可能性もあります。

だから、正しい使い方の説明と、やってはいけない使い方の説明を、その機能の使い方の近くに書いておかなければならないのです。

ざんねんながら、この取扱説明書はそういう構成になっておらず(最初に禁止事項が並んでいました)、また、それは少しわかりにくく、「余熱にはどれだけの時間がかかるのか?」ということを調べるためには、取扱説明書全体をひっくり返してみないとわかりませんでした(本来、余熱に関する操作の記述のすぐそばにあるべき記述です)。

しかしそれでも、取扱説明書がなければ、オーブン機能も、その他の機能も使えず、単に「ターンテーブルではない・回らない」電子レンジとしてしか使えなかっでしょう。

安全のためにも、機械をきちんとその機能を使うためにも。

取扱説明書は公開すべきです。1製品に付き1つのPDF程度であれば、現代のWebサーバーでは維持するのはさしたることではありません。

製品の寿命が続く限り、使い方がわからないことも同じ期間発生します。

そして、安全な使い方とセットで説明する機会を逃がすべきではありません。

ということで、製品の取扱説明書はWebに公開しておくようにしましょう。

マニュアル(取扱説明書)制作の専門家 取説屋:石井ライティング事務所


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