ぬえどん公演情報

平成14年6月20日


このページは、勝手応援ページです。

能楽師さんを応援するのには、本来は自分でチケットを買って見に行くのがベストなのですが、情報がないとわからなくなってしまうこともある、かもしれない。 そこで、役に立たないだろうなぁと思いつつ(なんせ、訪れる人が平均1日10人程度ですから)、掲載することにしました。

なお、情報掲載についてぬえさんこと八田達也さんご本人の了解こそ得てありますが、勝手応援ページである以上、内容の間違いなどはすべて、掲載者であるところの「両」の責任において掲載しております。
応援ページと言いつつ、自分が行くときの覚え書きだろうという非難については、あえて受けて立ちましょう。

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梅若研能会 6月例会

於・観世能楽堂(東京・渋谷)

平成14年6月20日(木)午後5時半始

仕舞 藤 戸 梅若 紀長  
  西行桜キリ 青木 一郎  
  女郎花 加藤 眞悟  
自然居士 シテ 伊藤 嘉章  
    ワキ 村瀬  純  
    子方 梅若 紀佳  
    アイ 善竹 十郎  
    笛  藤田 次郎  
    小鼓 鵜澤 速雄  
    大鼓 安福 光雄  
    地謡 梅若万三郎 他  
狂言 鏡 男 シテ 善竹 十郎  
    アド 善竹大二郎  
船  橋 シテ ぬえ  
    ツレ 長谷川晴彦  
    ワキ 工藤 和哉  
    アイ 善竹富太郎  
    笛  寺井 宏明  
    小鼓 幸  信吾  
    太鼓 徳田 宗久  
    地謡 中村  裕 他  

■入場料■
   指定席6,000円/自由席 4,700円/学生 2,200円

■お申込■
   ぬえ宛メールにて(自由席については割引の可能性あり)
   ※原文でこうなっているので、そのまま写してありますが、とりあえず、あてでも結構です。


『船橋』は古い能で、世阿弥の発言の聞き書きたる『申楽談儀』において、
「佐野の船橋は、根本田楽の能なり。然を書き直さる。昔能也しを、田楽も
しければ、久能也」と見えるように、古く田楽にも行われていたものを、
世阿弥が改修して当時の新曲として発表した、いわば。カヴァーバージョン
というか。。

しかし、その事は取りも直さず当時の前後のある相当の時期において、この
曲が(この説話が?)人口に膾炙し、人々(となれば当然演者も)の興味を
惹きつける題材であった事を物語っています。